久しぶりに、田中宇のメルマガ(10/21付)の一部を
転載したい。タイトルの件については、何の実績もない
のに、一体全体何故なのかシラーダウンはてなマークとおもうひとが殆どだろう。

平和賞なんかはイイ加減なもんだよ。
ゴアや佐藤栄作なんかが受賞すんだからさむっむかっNGDASH!!!。。


オバマ受賞に関するイスラエル紙の分析はここまでだが(*後記)、
私はさらに考えた。

もしオバマがイランを空爆する選択肢を残しておきたかったのなら、
選考段階でオバマに打診があったときに断ったはずだ。
オバマが受賞を受諾したこと自体、オバマにはイランを空爆する
気がなかったことを示している。

オバマ政権は、ブッシュ政権が掲げた単独覇権主義をまだ
完全には破棄していないが、ノーベル受賞は、イランだけでなく
あらゆる国に対する先制攻撃はやらないとオバマがすでに
決めていることを示唆している。
オバマ授賞は事実上、ノルウェーのノーベル賞選考委員会ではなく、
ホワイトハウスが決めた話だと私は思う。



*「ノーベル賞委員会は、オバマに授賞することで事実上、イランを空爆
する戦略を米国にとらせないようにしたことになる
授賞はオバマの手を縛った」という分析記事を載せた。
イランが米国を攻撃すると考えられない以上、米国がイランを空爆する
ことは国際法で認められた自衛の範囲を超えており、ノーベル平和賞の
受賞者がやって良いことではない。
受賞者となったオバマはイランを攻撃できなくなった。

(10/14 イスラエル:ハアレツ紙)