地図を見ると、国道を挟んで本河内の反対側は鳴滝とある。
ふーむ、とおもった。
あなたが「鳴滝」を知らなければ、
日本史の時間に早飯を喰っていたか、
スケベな本を読んでいたに違いねぇー筈だ。
或ひは、あっちのことを想像して悶えていたのだ
きどらねぇーで、青春時代を想ひ出してみたまえ
素直がイチバンだよ。。
鳴滝ときたら塾で、シーボルトとなる。
Sは独逸人であり、和蘭人ではない。
言葉は似ているが違う。
ネーデルランド(低地)といふくらいだから、
独の高地語とは簡単に通じない。
文法も違う。
蘭人になりすましたSは、おいらの想像では、
現地と日本に来る道中で船員から会話を
習ったんだらふ。
蘭人から直接聞いた話では、ベンキョーすれば
(独⇔蘭)さほど難しくはないと。
でも、おいらは少ししか(読みは)分からない。。
いま調べたら、矢張、通詞から怪しまれたといふ。
鳴滝は、ボーイには懐かしい響きがするのである。
17歳頃の