前に、ボ-イの尊敬する経営者はただ一人、日本電産の永守重信さん
と書き、著書なども引用したことがある。
すこし古いインタヴュー記事があるので、そこから引用しておきたい。
経費削減に対する健全な意識を植え付けること
1つは「1円以上の支出をすべてトップがチェックする」というもの。
たとえば、従業員がファイルを購入する際、いちいち社長にお伺いを
立てなければならない。
しかも相手を納得させるだけの大義名分がなければなりません。
「必要なんです」
「どうして必要なのか?」
「予備がなくなりました」
「不要になった書類があるだろ? そのファイルを使えばいい」
ファイルはなにも新品である必要はありません。
こうやって1つ1つ指導することで、社長の姿勢が情報として社内外を
駆けめぐると、「ファイルは買えない。リサイクルして使うしかない」
という意識が従業員の間に広がります。
たかがファイル、されどファイル。
ファイル1つ1つ削減がコスト意識を改めるのです。
こうなるとしめたもので、休日に管理職が出社して文具類のリサイクルを
展開するようになるのです。
こうなってはじめて意識がDNAとして植え付けられるのです。
(08/8/27 NikkeiNetより)
と書き、著書なども引用したことがある。
すこし古いインタヴュー記事があるので、そこから引用しておきたい。
経費削減に対する健全な意識を植え付けること
1つは「1円以上の支出をすべてトップがチェックする」というもの。
たとえば、従業員がファイルを購入する際、いちいち社長にお伺いを
立てなければならない。
しかも相手を納得させるだけの大義名分がなければなりません。
「必要なんです」
「どうして必要なのか?」
「予備がなくなりました」
「不要になった書類があるだろ? そのファイルを使えばいい」
ファイルはなにも新品である必要はありません。
こうやって1つ1つ指導することで、社長の姿勢が情報として社内外を
駆けめぐると、「ファイルは買えない。リサイクルして使うしかない」
という意識が従業員の間に広がります。
たかがファイル、されどファイル。
ファイル1つ1つ削減がコスト意識を改めるのです。
こうなるとしめたもので、休日に管理職が出社して文具類のリサイクルを
展開するようになるのです。
こうなってはじめて意識がDNAとして植え付けられるのです。
(08/8/27 NikkeiNetより)