それにしてもバッハは、なぜそんなにヘンデルに会いたかったんだらふか?

ヘンデルは昨晩書いたとおり、明かつ陽の音楽を志向した。
それは若い頃滞在した伊の影響かも知れぬが、英のやふな天候が
不安定な国に帰化してしまった。
気候の所為ではないのではないか?

おそらくヘンデル自身がネアカの性格を有していたに違いない
とボーイは見る。単純明快なことを好んだ人なのだらふ。
なので祝祭的で典雅な曲が得意だった?!

それに引き換えバッハはどうだらふか?

Hに比べ、Bは多様な音楽をつくった。
ひと言でいえばネクラだったかも。
但し、ブランデンブルグやイタリアン・コンチェルトのやふな
明快な曲もある。

その音楽から察するに、生真面目で気難しいひとといふだけでは
なく、複雑かつ複合的な性格を有していたやふに感じられる。

たとへば、音楽の捧げもの」の出だしは何かかふこの世ならざる
もの=宇宙的な神秘な印象を、ボーイは若い頃から抱いていた。
ほかのBの曲にない異質的なものを感ずるのである。


ここで時間が尽きた。。