きのうの `A midsummer night`s dream`のつづきです。

ヘレナ ああ、いやな夜、長い、いとわしい夜、早く経っておしまい!
旭が東の空から慰めを送ってよこすように。そうすれば、アセンズへ
帰れるでしょう。あたしを邪魔にしていじめるあの人たちの手を
のがれて... いまは眠りがほしい、いつも悲しみの目をとざしてくれる
眠りに、ときの間も心をまぎらわしたい。
(手さぐりで堤の方へ行き、デメトーリアスが寝ているそばに伏して眠る)
(福田恆存訳)

ストーリーは略。
アセンズはAthens(英)で、アテネのこと。訳者が何故日本語の一般的な呼称、
アテネとしないのか理解に苦しむ。

ハナシは飛ぶが、Qさんの本で「朝は夜より賢い]-私の体験的ピンチ脱出法-
というのがあった。イヤなことがあったら、蒲団ひっかぶって寝ちゃえ、
朝の来ない夜はない、てなことが書いてあった。


英文は(↓)です。

HELENA. O weary night, O long and tedious night,
Abate thy hours! Shine comforts from the east,
That I may back to Athens by daylight,
From these that my poor company detest.
And sleep, that sometimes shuts up sorrow's eye,
Steal me awhile from mine own company. [Sleeps]