論告によると、植草被告は昨年9月13日午後10時過ぎ、京浜急行の品川―京急蒲田駅間を
走行中の電車内で、神奈川県内の高校2年の女子生徒の下半身を触った。植草被告は
「カバンなどがぶつかったかもしれないが、触ってはいない」と無罪を主張している。
(Web読売)
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下記の判断は個人による。別にボーイも全面的に肯定するものではないが、常識的な判断として
TVの売れっ子が衆目の中で痴漢行為をするとは考え難い。しかも超エリートである。なおかつ二回
もそんなことをするものだろうか?? これがボーイの素朴な疑問だ、たとえ酒が入っていたにせよだ。
もしつくられたハナシとすれば、日本にとってこんな怖いことはない。なぜなら、それは戦前への
逆戻りであるからだ。ファシズムはなんとしても避けなければならない。ボーイは勿論戦後の生れ
ではあるが、その時代及び戦中の歴史・文学などを通じて間接的にではあるが、その雰囲気は理解
しているつもりだ。国家の都合の良いように進んではならない。
コインに裏表があるように、マスメディアを通じた表の発表を鵜呑みにするのは大変危険である事を
肝に銘じておきたくおもう。機会があればもういちどこのことに触れたい。
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ご挨拶
2007年7月末に下記著作を出版いたします。
出版の節にはぜひご一読下さいますよう謹んでお願い申し上げます。
タイトル 『知られざる真実-勾留地にて-』
著者 植草 一秀
出版社 株式会社イプシロン出版企画
時期 2007年7月末予定
『勾留132日間 東京拘置所内 渾身の書き下ろし』
『満身創痍にひるまず巨大権力に立ち向かう著者が
現代日本政治経済の闇を抉る戦慄の告発書』
「苦難を克服し、信念を守って生きてゆきたい。
発言を続けることは危険を伴う。
しかし、人はパンのみに生きる存在ではない。
いかなる妨害があろうとも屈服せず、
勇気をもって今後も発言を続ける覚悟だ。」
(第三章「不撓不屈」より)
本書の構成
プロローグ 想像力
第1章 偽装(小泉政権の経済金融政策を抉る)
第2章 炎(半生記)
第3章 不撓不屈(望ましい社会のあり方と生きがい論)
エピローグ
巻末資料 真相(事件の概要)
<以下は小野寺光一>
植草氏は、巨大な「国家のタブー」に気づいた。
キーワードは「りそな処理」である。
実はりそな銀行の処理問題というのは国家のタブー中のタブーである。
これを取材していた朝日新聞記者が、死亡したことも偶然ではない。
植草氏も、首相官邸から「小泉構造改革を批判するな」と電話を受けている。
そして植草氏はこの国家のタブーにふれたために「手に持っていなかった手鏡」
をもっていたことにされて地位、名誉すべてを失ってしまう。
その後、この問題を出版しようとすると第二回目の事件が引き起こされる。
前代未聞の長期間勾留。恐ろしいほどの言論弾圧である。
無論、政権側としては、この「国家のタブー」にふれるような植草氏
のような存在は、「有罪」にしてしまいたいというのが本音である。