見えなくともお花を供えたい
食べなくとも美味を供えたい
きこえなくとも話したい
祭壇の前にぬかずくこころ
見えざるものへの奉仕
その心に人間がある
心霊には
肉体を通してよりも
もっと明瞭に
見え且つ聞こえるような気がする
(静香詩集より)