「漢字文化の世界」 藤堂明保著 82年 角川選書
- 文字が語る悠久の歴史 -
六という字体は入の字によく似た形であり、「名原」では半円の形と解釈しているが、
私は、ものがその中に入り込む、左右に分かれた穴、すなわち、女陰のしるしで
あると思う。後世の字形がその下部に八印(分ける意を含む)をそえて、六という
形になったのは、女性性器が右と左に分かれるがごとく、6が3と3に二分される
数だからである。
ほんまかいな?!
藤堂さんは大事なことを忘れている。その論を生かすなら、
「穴」という字と「六」の類似性であり、そちらから攻めた方が
説得力が大きいのではないか? 「入る」から入る!のはどうか?