ある作家のHPのBBSより抜粋です。
無断拝借。 ゴメンネ。


介護事業が、色々世間で言われだしたのは,バブルがはじけてどん底の時。
介護保険という莫大なお金の受け皿になるようなところには、
銀行の貸し渋りなんて縁のない言葉でした。

先にお金だという考えの人と,弱者に向けての福祉という問題は
相反するんですよね。医療の現場では,あそこは最悪だとあちこちで聞いてたし、
あの頃介護施設を作る人が『銀行がお金貸したがってウハウハ・・』みたいなこと言。。

人間的に派手好きで軽薄なんだろうなと。
彼の趣味志向もいかにもな感じだし
(プライベートジェット、六本木ヒルズ、田園調布に豪邸、高級外車、軽井沢に別荘)。

そういや折口同様にワタミのオッサンも
そんなに老人福祉事業は好きそうには見えないね。
口ではえらそうなこと言ってるけど。



父親がまだ生きていた四年ほど前、コムスンの担当者(六十半ばの婆さん)から、息子さんの同席
もとの電話あり、わざわざ土曜日の休みに実家(ここ)まで行った。
(当時は十分ほどの近場に住んでいた)
そしたら、さかんに電動ベッドの導入を二機しつこいほど奨める。母親は以前から病弱なるも
それを使うほど衰弱はしていず、自ら寝起きはできていた。

六畳にでっかいそれを入れるのは不可能で足の踏み場も無くなってしまう。
せめて一機だけでもとしつこく言う。
おまけに、ヘルパーも散歩や買い物を共にしてくれるより高度なサーヴィスを受けろと。
強引だった。
父は、家の中に他人が入ってこられるのはイヤなので丁重にお断りしたし、ボーイも同意見だった。

なるべく行政に金を使わした方がよいなどと平気で言う。だが、負担はこちらに来る。
結局、この介護担当者はノルマをこなしたいんだろうとボーイは判断し、検討して後日連絡する旨
言い置き、お引取り願った。
父もオレも呆れ果て、区に連絡し別の介護団体に変えて貰った。

福祉を食い物に というのはまちがいではないだろう。