食べ物のはなしをするとき、いつも困ってしまう。

いままでボーイは、「食べる」とは書かず、「喰う」という表現をとってきた。
(レストランも「飯屋」なんて表現してきた)

「喰う」のもとは、とうぜんくらふであり、天皇など高位の者がつかうことばであり、
いっぽう「食べる」は、しもじもの下賎なものがその行為をするときにつかう。


。。。。と、高校二年のとき、古文のセンコウから習った。
ほんとうかどうか知らないが、たぶんまちがいねぇんじゃないかな?
そんな訳でもないが。。、たんなる「食う」ではなく、 「喰う」と口辺をば付けている。
ランボーだとおもうひともいるかもしれないが、ボーイのある種の言葉に対するこだわりと
おもってください。いつも気になっていたんで、ここで記しておく次第。「飯屋」もそう。

さて、本題へ。
台北の宿泊場所は便利な台北駅の近くに決めていた。
最初の頃は華華大飯店にしていたが、設備が古いんで周辺のもっと安いとこに移った。
レモンホテルのような時間貸しのとこもよく利用した。きれいで安かった。

問題は朝飯だ。

ことばができないから、日式の吉野家牛丼をずっと食してきたが、しまいにあきちゃった。
すこし南に下って行くと公園がある。そこに各種の屋台ニコニコがあった。
パン、目玉焼屋、粥といろいろ。。そのなかで、牡蠣をどろどろの液状の湯(スープ)にしてるのがある。
プラスティックのお椀にコリアンダーを散らす。これに、お好みで和風のウスターソースと辛油、胡椒
を入れる。これがじつに旨い。生姜の千切り、幾種かの野菜も入っていて栄養もありそう。

あと、味付きご飯を葉っぱでくるんで蒸したもの。現地音でピーコーといっていた。
米粽かな? これも肉入りで濃い出汁が利いていてなんともいえない!
以上、二種が屋台では最高だった。百五十円で御釣りがくるほどにひひ
書いていてもヨダレが垂れて来るビックリマーク
東南アジアの朝飯は屋台がサイコーッチョキアップ

さて、きょうの朝飯はなにを喰うべかな?