あなたが主婦であれば、旦那さまのYシャツを洗濯されるとおもう。家計に余裕あり、洗うのが
面倒だという方は、クリーニングに出されるでしょう。
(アイロン掛けや畳むのも時間かかるしね)
ちなみに、うちはマルビなのでタダの一度も出したことはありましぇーん!
ところで、男物のYシャツはどういう訳か、下は矢鱈ながく、へんな形をしている。
(女性のブラウス?は、裾は平らというか直線状なのに。)
前後がながく、両脇に緩やかなカーヴ状のスリットが入っている。
ボーイは、Yシャツって何故にこんなヘンな形をしているんだろうと長年疑問におもってきた。
以前、ロンドンで「マークス&スぺンサー」という衣料品店(高級店ではあらず)を通りがかりに
見つけたのではいってみた。何か記念にとおもい、Yシャツを2枚買った。
いずれも英国調の縞柄でひとつは淡いブルー、もうひとつは濃い目のブルーというか紺にちかい色。
帰国して身に着けてみたら、袖は3cmほど長いがよくフィットした。
けれども。。
裾(下)が日本製のYシャツに比べ10センチも長い!
ゆうに、たまタマちゃん(ふたつあるからね!)もスッポリ隠れちゃうのだ。
サイズにまちがいはないのに。。
ズボンのなかへシャツをしまい込むのに往生した。
数年前、欧州の服飾史の本をぱらぱら捲っていて、偶然にその歴史的由来(!)が判明し、
長年の疑問が氷解した。
それと似た説明が米原万理さんの本にあったので、すこし長いが引用してみる;
(つづく)