『響きの考古学』 藤枝守著 平凡社ライブラリー 07年2月(親本は98年刊)
図書館の新刊コーナーにあった本。副題は(↑)。
これはボーイにとってちょっと厄介(難しい)な内容だ。
よって内容は帯に譲り、ボーイの大好きなグレゴリア聖歌(以後、Gで表示)
の記述を写しておきたい。
グレゴリア聖歌はなぜ時代を超えて人々の心にしみ込むのか?宗教的な力のほかに音律(ピタゴラス旋律)
も忘れてはならない。リンマは旋律線に緊張感と色合いを与える。Gの描くしなやかで美しいカーブも
このリンマが生み出す抑揚によって際立つ。
ピタゴラス音律は、秩序が生み出す荘厳で崇高なる調和の美しさをGに与えていたのである。それによって
はじめて聖歌としての宗教的な力が生まれてくるのである。
なあるほどねえ。でもよくわかんねえや。
まあ、理屈はどうであれ時おり聴きたくなるんだわさ。
帯↓。
1.音律とは、音の基準である。音律の変遷を古代ギリシャから古代中国、アラブ、西欧までたどり、
古代の音感を探る。また、現代の作曲家や著者自身の純正調による、耳の感性を取り戻すための新しい試みを紹介。
(親本)
2.音律という「音の基準」をフォーカスに、古代のギリシアや中国、アラブ、西欧における多様な音律の歴史を
縦横に探索し、平均律という近代の欲望から自由な、
平均律という近代の欲望から自由な、これからの音楽の可能性へと誘う一冊。
(本書)
著者 1955年広島市生まれ。カルフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。
作曲を湯浅譲二、モートン・フェルドマンらに師事する。
(ついでに記すと、Ph.D.であらせられる。えれえんだなあ)
図書館の新刊コーナーにあった本。副題は(↑)。
これはボーイにとってちょっと厄介(難しい)な内容だ。
よって内容は帯に譲り、ボーイの大好きなグレゴリア聖歌(以後、Gで表示)
の記述を写しておきたい。
グレゴリア聖歌はなぜ時代を超えて人々の心にしみ込むのか?宗教的な力のほかに音律(ピタゴラス旋律)
も忘れてはならない。リンマは旋律線に緊張感と色合いを与える。Gの描くしなやかで美しいカーブも
このリンマが生み出す抑揚によって際立つ。
ピタゴラス音律は、秩序が生み出す荘厳で崇高なる調和の美しさをGに与えていたのである。それによって
はじめて聖歌としての宗教的な力が生まれてくるのである。
なあるほどねえ。でもよくわかんねえや。
まあ、理屈はどうであれ時おり聴きたくなるんだわさ。
帯↓。
1.音律とは、音の基準である。音律の変遷を古代ギリシャから古代中国、アラブ、西欧までたどり、
古代の音感を探る。また、現代の作曲家や著者自身の純正調による、耳の感性を取り戻すための新しい試みを紹介。
(親本)
2.音律という「音の基準」をフォーカスに、古代のギリシアや中国、アラブ、西欧における多様な音律の歴史を
縦横に探索し、平均律という近代の欲望から自由な、
平均律という近代の欲望から自由な、これからの音楽の可能性へと誘う一冊。
(本書)
著者 1955年広島市生まれ。カルフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。
作曲を湯浅譲二、モートン・フェルドマンらに師事する。
(ついでに記すと、Ph.D.であらせられる。えれえんだなあ)