清明   杜牧
 
清明時節雨紛紛
路上行人欲断魂
借問酒家何処有
牧童遙指杏花村



清明の時節 雨 紛々
路上の行人 魂を断たんと欲す
借問す 酒家は何処に有る
牧童 遥かに指す 杏花村



春の盛りにそぼ降る雨は
旅のこころを濡らしてやまぬ
酒屋いずくと童に問えば
指のあなたに杏咲く



これは有名な詩だが、第四行は何だかよくわからない。
杏花村とは、世俗とかけ離れた遊びの世界という解説もあり、
それも頷ける。桃源郷?
けれども、ボーイはもっと単純に考えたい。

おーい、坊主、どっか酒飲むとこあらへんか?
あっちだす。
うみゃあお酒とエエおなごがおりまっせ 

という、ミナミの夜の勧誘文句とおんなじと見なしたい!
まじめにやると疲れちまう。