青木保が「ある恩師の死」という文章を書いている。
(12/24 毎日)
そのなかで、仏教のことをこう記す。
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仏教では特に信者になるために儀式も徴(しるし)もなく、
実に素っ気のない信仰である。
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そして迎えるのが無であるという仏教の根底には
人間を突き放す酷薄さがある。すべて自力によるしかない。

かつて私は「すれっからしの思想」と呼んだことがあるが、
神も誰も助けてはくれないのだ。

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こういうことは今まで全然知らなかった。
ずいぶん冷たい宗教なんだなとおもう。

輪廻転生の事や釈迦の仏像などを見たり、 
ひろさちや や 五木寛之の文章などを読むと
その教えは、じつに優しく柔和に感じて来たのだが。。