「はいQ]の読者なら高野雲さんのことは覚えておられるかとおもう。

そう、ジャズの入門コラム『JAZZが好きだと答えてみたい』を昨8月から

本4月まで連載された。 

ボーイは愛読者だった(が、いま読み返してみるとほとんど忘れている!)

いちおう 隠れファンを自認している(誰にも言った事はないが。。)

その第一回目にこうある;


ジャズは生身の人間が渾身の力を振り絞って行う表現行為。
だから、音に表現者の個性や生き様が現われる
「人間くさい音楽」でもある


おもわず膝を叩きたくなる的確な指摘。

メルマガも配信されていて、こちらはどちらかというとツー向けか。


11月11日のゾロメにソニーロリンズの効き比べ会を催すとの案内で

早々申込む。タイムドメインという表参道のおくまった閑静な処にある

小ビルの2Fにある、ま試聴室(兼事務所)ですか。暗かったので

通り過ぎてしまった。

すこし遅れてしまい、曲は既に2曲目がかかっていた。


高野さんの堂々とした、丁寧で分りやすい解説付で愉しんだ2時間だった。

なかでも、


On a slow boat to China  (名曲です)

You don‘t know what love is 

I`ve found a new baby


が、イガッタなあ。 ロリンズはやっぱ50年代のがイイですね。

ボーイこじんとしては、かれの56年のテナーマッドネス、ブルーセヴン、

ザハウスアイリヴイン、モリタート、セントーマスが最も好きだ。


高野さんはジャズの本も何冊も出されておられ、批評家だけでも喰べていける方

なんじゃないか。ブ拝見すると、公私とも充実したライフを過されておられるようで、

羨むボーイなんであります(デヘッ)。

(ロリンズのことは短い文章だがフルーツBに書いたっけ)


http://www.9393.co.jp/takano/index.html

http://www.interq.or.jp/tokyo/nuage-01/