今回は整理番号があまりよくなくてテンションが正直あまり
上がってなくてまあ見えればいいか~ぐらいの気持ちだったのですが
入った途端王子様側はしっこがぽかっと空いていたのでダッシュ。
なんとか最前に行くことができました。
先の新青年時の福岡ライヴ後の耳鳴りがひどかったため&
位置的に裸耳のままだとまた耳鳴りは避けられないだろう事を
見越してライヴ用の耳栓を装着。
新青年まえがきが流れていよいよスタート。
ゆったりと登場する椅子さん、王子様はオレンジ色の羽織に
オレンジがかったピンクの着物に黒足袋。髪がかなり短くなってて

サイドや後れ毛がぽやぽやふわふわしてまるで生まれたてのひよこのよう。

相変わらず可愛らしいでありますラブラブ
「宇宙からの色」で始まり。七月からなのでライヴは五ヶ月ぶりになります。
王子様素敵~と入場前のぐだぐだぶりからすっかりどっぷりな自分。
「賽の河原」ああ~いきなりこれですかっ。
研ちゃん「こんばんは~人間椅子です。平日どまんなかに
こんなにたくさんありがとうございます。
DRUMは昔からお世話になってて、まだここじゃない駅の近く
ある時で、楽屋が狭いのを憶えてます」
王子様羽織をぬぎぬぎして麻の葉模様のたすきをきゅっ。
王子様「ブラボーが殴り合いのけんかしてたのは憶えてる。
乳首も青いって言ってたけどすごいまじめなんだよね!
イカ天のツアーだったけど」王子様いきなりあせる
王子様「30周年ツアー博多編であります!
今日はヒットナンバー目白押しで…ヒットナンバーあるのかって
突っ込みきそうですが。シングルも出してないのに!
短い時間ではありますが、なんなら明日までやってもいいんですが」
研ちゃん「和嶋くんのギターソロ30分とか」
「品川心中」途中の落語部分がすごいコンパクトな感じに。

ちょっと福岡ネタ入れてほしかったな~とか。
「芋虫」青いライトがすごい綺麗です。王子様のギターソロも
いつものように長め…と思ってたら途中でテルミン登場。
おおまさかこの曲でテルミンご使用とは。
テルミンを操る細くてしなやかな腕が美しいです。

ペダルをがっと踏みしめるのもかっこいい…と相変わらず

一挙一動にうっとりな自分であります。

王子様「芋虫久しぶりでしたね。アルバム出してから
博多ではやってなかったんじゃ」
研ちゃん「いや、一度ぐらいはやりましたよ」
王子様「ヒットナンバーにもかかわらずやらなかった理由は
すごい難しいんです!特にイントロ部分の緊張感がすごい、
世界中が緊張してるような感じがします!」
う~ん王子様ほどの人でもやはりそう感じたりするんですね。
王子様「ヒットナンバーは難しいのが定番ということで」
研ちゃん「和嶋くんのギターソロやテルミンで盛りだくさんです」
王子様「北から周ってきて福岡は熱いなと。日本で一番熱い街です!」
研ちゃん「似たような事他でも言ってますよね」
王子様「札幌では日本で最も熱い街、福岡では日本で一番熱い街と
違ってるんです!」うーんなんか無理やり納得させられた感がありますが
そう言ってくださる気持ちが嬉しいのであります。
王子様「品川心中の落語の部分は海外でどうしようかって考えてて」
研ちゃん「後ろで字幕出して僕とノブが演目の紙をめくるみたいにしていくとか」
王子様「しゃれの部分とか英語で伝えるのにどうするか…じゃあ英語で作ります!」
研ちゃん「今回愛のニルヴァーナという新曲で、たくさん
エフェクターを使わなくていけなくて。和嶋くんからもらった
トレモロとかボードとか…あれも、これも」足元のエフェクター
ひとつひとつを足でさしていく研ちゃんがかわいかったです。
王子様「しかもひとつは僕の友達からもらったもので
ボードも僕のもので。友達間のまたがしみたいですね」
研ちゃん「エフェクター使わないのが僕の主義だったんですが」
王子様「今は使ってるベーシストが多いし!」
研ちゃん「だから余計にやりたくないんです」あららあせる

王子様「死ぬほど愛するとは、エロスの究極は死じゃないかと思ったのね」
この時の言い方がちょっとおねえっぽいなあとか思いつつあせる
「愛のニルヴァーナ」ストレートでエロスな歌詞に
やっぱりきゃーとなってしまい。エロスはタナトス~の部分、
王子様と研ちゃんのはもりだったんだと今更気が付いた自分。
「堕ちてゆけ~」の時乱暴にがっ!と下を指さした時に
捨て鉢な激しさを感じてどきっとしてしまいました。
間髪入れず研ちゃんの「洗礼!」のコール。ああ~どんよりきもちいい~。
王子様「アルバム作るのに新曲作るのに一曲ぼつにして」
研ちゃん「難し過ぎて和嶋くんはは弾けるけど僕は弾けない」ああっ。
王子様「やはりライヴでするからには弾いて楽しい曲が良いですからねっ。
お蔵入りになってしまいそうなのでぼつにしました」
研ちゃん「僕の作った曲はギターもベースもとってもかんたんで
帰ってすぐ耳コピできます」
「悪夢の序章」研ちゃんの結石の苦しみを歌った曲だと言う
前情報は聞いてましたが知らなかったらそうだとはわからないなと。

「夢ならさめてくれ~」のくだりがキャッチ―でかっこいいです。

「命売ります」王子様の切迫した歌声に抱きしめたい母性本能まっくす。

ニルヴァーナでもそうですが僕を愛して!抱きしめて!と両手を差し伸べて

愛を乞い求めているかのような王子様がたまらなくいとおしいです。
王子様「今回初めて海外に行くことになりました。
鈴木くんとノブくんは海外に行ったことがあるけど僕は海外未経験なんです。
北海道と九州しか海を渡ったことがなくて、すごい不安で」
研ちゃん「不安ってどう不安なわけ?」
何をそんなにびびってるのみたいな研ちゃん。
王子様「外人に会ったら動揺しそうで…」おどおどな感じが可愛いです。

実は自分も海外未経験ですあせる
研ちゃん「じゃあ原宿行けばいい。外人いっぱいいるし」
このあたりの会話がものすごい素な感じでかわいかったです。
王子様「我々の海外進出の呼び水になったのではという曲です」
「無情のスキャット」本当にこの曲がここまで海外で
影響を及ぼすとは思ってませんでした。その曲を今自分は
こんな身近で聞けてるんだなあ…という感動。

王子様「海外に行くに当たり何の曲をやるかより
何食べて何おみやげに買うかとかの方が気になってます!
福岡にはこれから何回も来るわけですが
海外に行って大きくなってきたいと思います」
研ちゃん「大きくなったところを見せる場を設けないといけないですね」
王子様「大きくなるってのはたくさん食べて大きくなるって事ではなくて
表現力豊かになりたいと言うことですっ」おめめをきらきらさせて
小学生の発表みたいに言う王子様にたはっと笑う研ちゃん。
ここで今回一番研ちゃんの王子様愛を感じた次第であります。
もうしょうがねえなあこいつ、でもそれが可愛いんだよなあ…みたいな。

正直王子様萌えの自分もちょっときゅんとしました。

とりあえず、ここでいったん切ります。