今回高松は前回博多が10分押しだったのに対してほぼ定刻通りに
開演。自分は王子様側2列目でしたが、人の間からだったので
ほぼ最前に近い位よく見えました。
最初に述べておくとこの日のセトリは前半以外博多とほぼ同じでした。
今日の王子様はブラウンの透かしのレース状の着物に
ベージュで袖口が和柄の羽織に黒足袋。
ああ~今日もかわいかっこいい王子様。
最初は「宇宙のディスクロージャー」あ~これも聞きたかった~。
王子様ボトルネックで弾きながらテルミンを操る姿がかっこいいです。
博多ではテルミン見られなかったので。
「超自然現象」おおまたこの曲も聞けるとは。ぱわー~♪の応酬が楽しいです。
研ちゃん「こんばんは人間椅子です。高松と松山は30年前から特にお世話になってます」
王子様羽織をぬぎぬぎして麻の葉模様のたすきをきゅっ。
王子様「新青年ツアー高松編へようこそ。今までで最高のお客入りです!」
各地で最高動員更新中のようで、本当に喜ばしいです。
王子様「アルバムもいやらしい言い方だけど売れてます。
僕が江戸川乱歩の中で一番好きなのが鏡地獄です。

鏡の中はどうなっているのかという曲です」
「鏡地獄」に続き「青い衝動」この流れは博多と同じ。

研ちゃん「和嶋くんからファズワウを買えと言われて買ったんですけど、
ネットで買ったんです。どこで買っても同じと思って。一応
クリフバートンモデルにしたんですけど、和嶋くんからは
「いいんだけど…うーんいまいち」と言われて、和嶋くんが
「いいんだけど」って言った時はよくないってことなんですよね」そうなんですねあせる
王子様「30年以上の付き合いですから。いや、もう少し
アッパーオクターブ気味がよかったな~と思って」自分にはよくわかりませんがあせる
王子様「(ワウで弾いてみる研ちゃんに対して)顔がまじめ!
弾くときはこう、気を吐くような感じで…」
わうわう顔のお手本を見せる王子様。慣れてる感がなんともあせる
研ちゃん「ワウの踏み方はアクセルの踏み方に似ているんですよね。
僕だとがっ!がっ!とやってしまうんですが、
和嶋くんは和嶋くんは運転がうまいのでアクセルもスムーズで」
王子様「まあ普通に運転できますが」
研ちゃん「運転に向いてないって言われます。免許持ってるけど
車はほとんど運転しません」
王子様「新しい機材車も買ったんでこれからいろいろ回りたいなと」
研ちゃん「やっぱり新車はがたがたしないのがいいです」
「盗人賛歌」「幻色の孤島」ああ~王子様美しいラブラブ
自分博多ではうおーなのりでしたが、高松ではしじゅう胸の前に両手組みで
うっとりでありました。日に焼けてない胸元や二の腕の
白い部分のお肌が綺麗…そして汗に濡れて余計色っぽく見えるという。
演奏以外でもめがねを外してお顔をふきふきしたり、タオルを落としちゃったときの
「ごめん」という一言とか一挙一動をいつもと変わらずがん見がん聞き状態の自分。

お背中にふわっと広がる天使の羽根を幻視しておりました。

王子様「こんなにちゃんとお客さんの顔を見ました。御清聴ありがとうございます。
ギターソロを高松なのでちょっと長めにやってしまいました」
研ちゃん「そろそろだろってベースでぐいんっと合図したんですが、
ほっといたら30分はやってますね」
王子様「30分はさすがに…10分ならやってるかもです。
鈴木くんは僕の好きなブルースによせてくれてるんです」
研ちゃん「ブルースのドラムとベースはぼんぼんやってるだけで

つまらないんですよね」ばっさりあせる
ここでブルースのギターをひとくさり演奏する王子様に伴奏する研ちゃんとノブさん。
王子様「楽しいじゃないですか!」おめめきらきらでかわいかったです。
王子様「なんといっても我々はジャパニーズハードロックバーンドですから」
いきなりえせ外国人みたいなイントネーションで言い出す王子様に対して
研ちゃん「なんですかそのなまりは」またしても速攻ばっさりあせる 
こういうのり嫌いなんでしょうかあせる
王子様「無情のスキャットがついにユーチューブで150万か160万いったんですが
外人からのコメントはフランス語、ロシア語、ポルトガル語、いろいろあって
もうわかりません。我々もユーチューバーとして、

小学生が憧れる職業ナンバーワンという事で
小学生が憧れるおじさんになりたいなと。海外からも評価を頂いてありがとうございます」
研ちゃん「そっちのほうがいいです」よかったですあせる
「無情のスキャット」やはり8分越えの曲には思えません。なんでしょう
このあっと言う間に終わってしまう感は。生で聞くと余計にその魔法のような
力を感じるというか。そして誰よりもあなたは天使様ですと思ってしまう自分。
ラストのギターのぎゅーんと伸ばすところで王子様の横顔の
お姿が照明に照らされて逆光状態のシルエットになってとても神々しかったです。

研ちゃん「これからやる巌窟王は子供の頃にお寺に通ってたんですが
そこのお坊さんがうんたらかんたら~(聞き取れず)って言ってたのから取ってます
(おそらくお坊さんの説教の節回しぶりかと)僕はそこに六年間通ってたんですけど」
日曜学校みたいな感じでしょうか。
研ちゃん「昔の体験を小出しにして曲を作ってるんです」
王子様「日常から曲を作ってるということですね」
研ちゃん「りんごの泪はでーぶでーぶ百貫でぶ、(心の火事は)火事だ火事だどこ火事だ~
新寺町の豚小屋だ~♪とか」そうだったんですねあせる
王子様「弘前の一部にしかわからない歌からという」
研ちゃん「そろそろねぷたがはじまりますが、みなさん来てください。
弘前に新寺町ってところがあるんです」
王子様「観光大使みたいになってますね」
研ちゃん「うらみはらさでおくべきか、巌窟王!」
先ほどまでののったりローカルな話題ののりからうってかわっての
ヘヴィな世界。この振れ幅が椅子さんであります。

ひとまず、ここでいったん切ります。