福岡ではなかった「悪魔の手毬唄」の歌詞のおはなし。
研ちゃん「底なし沼に沈んでいく~」ってあれ悪魔の
手毬唄じゃなくて八つ墓村ですよね。この曲は
和嶋くんの歌詞がこう抜けた感じというか」
王子様「あ~それは乱歩ほど横溝正史先生に思い入れ無くて…
「この謎はいずれ解明されるであろう」「この人物は
重要な存在になるだろう」と書いてあって結局
後で何もなかったり出てこなかったりするんですよね」
あんまり読んだことないんですがそうなんですね。結構いい加減…💦
研ちゃん「横溝先生の小説はだいたい岡山が舞台なんですが
岡山の山奥さ行ってみたいな~って。岡山から来た人いる?
…ああいる…嬉しいな~いいな~」
岡山はいつも高松に行くときに乗り継ぎで使うんですが
確か2018年に一度だけ岡山でライヴ見たことが。

「蟲」を書いたあたりでは王子様からよく歌詞の添削を
されていたというおはなし。
研ちゃん「今はそうでもないけど昔はよく直されてました。
食らうのだ、ってところを食べるのだって書いてたのとか」
王子様「それだとちょっと子供っぽいですよね」
食べるのだ~だとみんなのうたみたいになりそうです。
研ちゃん「あと魔羅も最初ち×こって書いてて。
津軽弁だとがもって言うんですけど」研ちゃん…💦
王子様「江戸時代で使ってるんでいいかなと思って」
二十世紀葬送曲のあの当時のビジュアルのお二方が
歌詞の添削であれこれお話してるのを想像してかわいい…と。

研ちゃんのおにゅうのグラバーベースの紹介はありましたが
炊飯器に関してのお話は特に大阪ではなし。
研ちゃんは福岡では椅子に座ってるところが
散見されましたが大阪ではほぼなかったかと。
福岡ではなかった「深淵」が聞けたのは嬉しかったです。
やっぱり「ああ私が~」のくだりはダメですね。
ぐぐーっと持ってかれてしまいます。
そして今日もふっくらぷくぷく王子様。
横顔の顎から首にかけての線もふっくらして
今日もごはんを食べて絶好調なのかしらんと。
王子様「これからも体の続く限り、40周年45周年
ライヴをやっていきたいと思います!」
力強いお言葉にまたもぐっときてしまった自分。
物事は有限でいつか終わりがくるのはわかってますが
その時が来るまで可能な限り追い続けていきたいです。

アンコールでツアTにお着替えして
出てくるときに福岡でもやってたと思うんですが
脇を隠しながら出てくる王子様がらぶりんです。
王子様「ここUMEDATRADは今年中に営業終了するとの
ことですが、その前にもう一度ここでやります!」
研ちゃん「今日は昔と今との振れ幅が大きくて
おめでたい感じの曲がなかったんで第二弾ではそれをやります」
福岡では研ちゃんが「へヴィ・メタルの逆襲」を
ワンコーラス歌ってましたが大阪では王子様が
「東京ボンデージ」を結構長めに歌ってくれて
ああそれそのままフルでやってくれませんか…と思った自分。
歌ったのはアンコールじゃなくて本編でだったかも💦

研ちゃん「還暦ライヴの時は紅い着物着て白塗りでやりますよ」
王子様「それいいですね!子供絶対泣きますよ」
研ちゃん「アカハライモリの腹みたいな紅い着物で」
アカハライモリを想像してああ…そういう色…と💦
確かに毒々しい赤でちょっと怖いかもです。
でも見てみたいです。多分きっと絶対似合います。

メンバー紹介で研ちゃんが「和嶋くんのギターを弾く指を見てて
なんて美しいんだろうと…こう動く…まるで…」
王子様「白魚のような?」
研ちゃん「そう、それ!」
自分は常日頃から王子様ほど美しい手と指と手首を持つ
男性はなかなかいないと思ってますが研ちゃんから見ても
やっぱりそう見えるんだなと。
王子様研ちゃん側にも行ってふかぶかとおじぎ。
ノブさん「また絶対ここで会おうぜ!」

ちなみに体調はまめに水分を取っていたせいか
今回は大丈夫でした。
半年後のラストTRADライヴは日程さえ合えば
行きたいとは思ってますがどうなるか。

レポートというより箇条書きみたいになってしまいましたが
とりあえず大阪編はこれにて。
ここまで読んでくださりありがとうございます。

 

去年10月から半年ぶりのTRAD。
あちこちに人間椅子の名前の入ったのぼりが(今回も
写真撮り損ねてしまった自分)
先のライヴでは途中でライヴどころではない
体の状態になったため(異様な眠気とだるさと
喉の乾燥)今回は絶対に体調気を付ける!と
整理番号もあまりよくなかったので後ろでもとにかく
見やすい場所をキープしよう!と思って
王子様側壁際の一段上がったところをとりあえず定位置に。
前にいた男性がひとつ前を譲ってくれました。
前説で清水音泉の主催の人が
「自分も以前は皆さんと同じファン側だったのですが
今はこうして主催側に回ってて…今夜は対バンがあります、
それはここにいる皆さんです!とのこと。
こういう前説的なのがある椅子さんライヴって
大阪だけなんでしょうか。

最初に言ってしまうとセトリは福岡と9割同じでした。
(「心の火事」「黒猫」→「悪魔の手毬唄」「深淵」)
なので正直ちょっとあー…なところはあったんですが💦
まあ何度聞いてもいいものはいいということで💦
大阪のほうは福岡と比べてのざっくりダイジェスト的になります。
福岡以上に記憶があいまいなので💦
MCの順番ももちろんランダムです。
ちなみに開場前に通りがかりの人がチケットありますかと
たずねてたようですがソールドなので…と言われてました。
そして今回もTシャツのSMサイズは売切れてました…。
そういえば福岡では開演前も写真は撮らないでください!と
注意があったのですが大阪では特にそういうのもなく。
会場によってばらつきがあるのかな~と。

王子様は「新青年」のジャケと同じ紅い紐のついた羽織。
足もとは見えませんでしたがおそらく黒足袋かと。
「幸福のねじ」「爆弾行進曲」のあと
研ちゃん「こんばんは~ねじ屋のおやじです~あれ、

(首をひねってんん?な顔)ねじ屋のおやじです~…
この言い方は大阪出身の山ちゃんから習ったんだけど
津軽っぽくなってしまう」
王子様「先ほど対バンの話が出てましたが
昔マリア観音と近親憎悪っていうバンドと対バンしまして」
マリア観音は名前聞いたことありますが後のは知らなかったです💦
「僕たちの人間椅子は遺族の人達に怒られないかと思ったんですが」
研ちゃん「それだと一枚目で終わってましたね」
王子様「それは大丈夫でした。後からちゃんと許可取ったみたいです!」

何かの時に普段ステージ袖で眼鏡外してお顔ふきふきする
王子様が眼鏡外したお顔のままマイクで話してて
「かわいい…」と思わず言葉が漏れてしまった自分です。

研ちゃん「和嶋くんも昔はひげなかったけど生やしだして」
王子様「だいたいロックバンドにはひげと眼鏡の人がいるんですが
僕はひげと眼鏡を一人で担当で」
研ちゃん「でぶと白塗りは僕が担当して」
王子様「ノブくんは眼鏡とわんぱく担当で!」
ノブさん「俺わんぱく??サングラスとリーゼントじゃなくて??」
王子様「これからも色物バンドとして頑張っていきます!」
力強く語る王子様でありました。

 

研ちゃん「「夜叉ヶ池」の生首は今でも押し入れの
黒い鞄の中に入ってて」
王子様「それ持って旅に出ると「押絵と旅する男」みたいでいいですね。
あっ保安検査場とかだと引っかかるかも…まあでも
ただのオブジェですもんね!」
石膏って何年経っても綺麗な状態で保管できるんでしょうか。
首を振った後で研ちゃん「脳味噌がずれた感じがする…」
初期はずっと書き溜めてた曲を一気に出さずに
小出しに曲を出してたとのお話。
王子様「定食屋で書いてたと思います」
その時の作曲風景見てみたいです。きっと可愛かっただろうなあ。
 

ひとつにまとめられるかと思ったですがちょっと長くなったので

いったんここで切ります。

 

「太陽黒点」ああこのどんよりが気持ちいい~いつものことながら
気持ちいい~。かと思ったら一気に最近の「死出の旅路の物語」
前回福岡は不参加だったので地元で聞けるのはやはり嬉しいです。
今回思ったのは王子様が本当にふっくらしたなあと。
ほっぺや腕にほどよくお肉がついてて、以前の
折れそうな痛々しさがなくなってほんとにごはんをたくさん食べて
健康的になったんだなあと。思わずさわってみたくなる
ふにふにさです。つるつるふにふに。
そして襟足がぽわぽわしてて鳥のひなみたいで可愛かったです。


「心の火事~」研ちゃんのおどろな前振りでスタート。
はっそういえばもう中盤過ぎてるんだっけ…
時間が経つのは早いなあ…といつものことながら。
「黒猫」福岡で聞く率が高い感じがします。そしてノブさんタイム。
ノブさん「研ちゃんも和嶋くんも一緒に唄うところがあるぜー!
俺今すごくのっちゃってますー!」
福岡はノブさんMC少な目だったような。もう少し話してくれても
いいんだけどな~。曲は「地獄小僧」。
こうなったら思いっきり前の曲とかでもよかったんですが。
「人面瘡」「針の山」であっという間に本編終了。うーん早い。

ちょっと長めのアンコールの声の後ツアTにお着替えした
王子様&ノブさん、そして白装束の研ちゃんがゆらっと再登場。
王子様「今回のこの35周年Tシャツは鈴木くんが
ひときわ映えてますね。暗い中すごい映えてました」
今回開場前の物販ですぐにSとMが売切れてて、
結局この後の大阪でも売切れてて購入を断念した自分であります。
王子様「水木しげるの妖怪大百科でぬらりひょんって
いるんですが僕に似てるなと。夕方にいきなり来て
お茶飲んで帰るっていう」
研ちゃん「ノブはあずきあらいに似てる」
ノブさん「(ええ~みたいな顔で)俺あずきあらい??」
王子様「鈴木くんはぬりかべ…」
研ちゃん「ねずみ男でねえの?」
王子様「あっでも今はどちらかといえば…」
自分も研ちゃんぬりかべに似てると思います。

王子様「ツアー中とか鈴木くんが近くを歩いてるのを
時々見かけるんですが、遠くから見てもあなたすぐわかるよ」
ここの言い方がちょっとなまってて超かわいかったです。
研ちゃん「和嶋くんも見かけますが、遠くからでも
ぴょこぴょこって歩いてるのわかりますよ」
すぐ想像ができる&かわいい…ぴょこぴょこ…形容の
仕方に愛を感じてしまいます。
王子様「自分でもこう、周りとなじんでないなってのがわかります!
衣装着なくても妖怪ぽくなってきた我々ですが。
秋にまたツアーやります。また福岡に来ます!
今回福岡が初日で手ごたえを感じました。
これからツアーに行ってきます!」
研ちゃん「今回は古いのと新しいのと振れ幅が大きかったので
その間とったぐらいのをやります」
王子様「ヘヴィメタルの逆襲とか…」
ここで「ほ~とばしる躍動感…」とワンコーラス歌いだす研ちゃん。
研ちゃん「アルンハイムの泉とかやったり」
王子様「あっ、そういう小休止的な…」
自分は確かライヴで一度ぐらい聞いたことあります。

アンコールでは「蛞蝓体操」「無情のスキャット」
王子様の「これから福岡は夏になって暑くなりますが
東北の寒い祭りの曲を…」で「なまはげ」でしめでした。
アンコールを二回に分けずに一回で終わらせるのって
そういえばいつからだったけと。
研ちゃん「もんぺをきてここまでギターがうまいひとがいるのか、
いやいない、スーパーギタリスト和嶋慎治!」
王子様「九州で、日本で、世界で、宇宙で一番白塗りが似合う、ベース鈴木研一!」
「令和のあばれ太鼓、ドラムナカジマノブ!」
手を振りながらご三方ご退場。あ~そういえば
コロナ前にやってたおててつないでおじぎでしめはもう
やんないのかな~とかちょっと思ってしまった自分。


2時間ちょっとぐらいで終わりかと思ったらしっかり
2時間半は経ってて預けてたロッカーのあるお店が10時まで
だったのでご挨拶もそこそこに会場を後にした自分でありました。
ちなみにやっぱり雨がしっかり降ってました…。
初日だからって王子様気合入りすぎです、とか💦

そして次の日はしっかり晴れてました。あまりにも

ピンポイント過ぎて笑ってしまいました💦
耳栓をしてたのにも関わらず右耳が耳栓外した後
ちょっときーんって鳴ってて💦
とりあえずこれで前回福岡ライヴに行けなかったリベンジは
無事果たせたのでよかったです。

とりあえず福岡編はこれで終わりであります。