オーダーした竹細工の花器が

出来上がりました


竹細工とは、

どんな竹でもいいのではなく

真竹マダケか

孟宗竹モウソウチクなど

竹細工に向いている竹で編むものです





しかも、3年から4年物の竹を使うのです


それより早いと

水分が多く、乾燥すると縮んだ

りカビたりしやすいし


それ以上となると

繊維がもろくなり、割れやすくなる


竹細工は

生活用品もありますし

美術品としての価値もあります





今回のこの花器は

ただのオーダーではありません

凄いご縁で私の手元にやってきました


前の職場でボランティアとして

関わりのあった当時20代の若者がいました


現在の職場で

10数年ぶりに再会をしたら

竹職人になっていました



当時「職人になりたい!」と

言っていた当時の若者が

夢を叶えて立派に竹職人として

頑張っていました


竹細工を編むだけではなく

その魅力多くの人に

知ってもらう活動もしていました


竹職人の世界ではまだ10年足らずでは

まだまだかもしれませんが


一本の太い竹から

0.2ミリの薄さの竹ひごをつくり編む


一生懸命学ばなければ

なかなかやれないことだと思います


偶然の再会でしたが仕事上で

大変お世話になり

その時に図々しくも


「個人的に私に竹細工で花器を

作っていただけませんか?

先生に作っていただきたい!

編み方など全て先生の思うままで

期限なしです!

催促もしないので何年でも待ちます」と


多忙な事は知っていましたので

そして2年近く待ってついに

この花器が私の手元に✨ 



花六ツ目編みという編み方だそうです


0.3ミリの薄さの六ツ目編みをベースに

藍染した0.2ミリの竹ひごを編み入れ

更に0.2ミリの薄さの竹ひごを細かく編んで

重ねてとめる技法だそうです



花六ツ目編みは
お花のように見えます

そこも気に入っていますが
籠のふちに巻いてある
竹の表皮を使って縁取られてるラインが
すごくすきです😊


中にお花を生ける為に
竹筒の「おとし」も
作ってくださいました


底には
おとしの竹筒をしっかり安定させる様に
しっかりした竹で
補強もしてくださっています

細やかな配慮が嬉しいです😊
さすが職人技だなと

藍で染めた竹ひごは
2週間つけて色付けされたものだそうです

丁寧に作ってくださった事がよくわかります

人との出会いや関わりって
本当に凄いなぁと思いました

大切に使いたいと思います😊


そしてお花を生けてみました!



芍薬シャクヤクです
すごく合いますね!


翌日咲いてきたので
横型にかえてみました


観る度に

一人の人の人生を感じ

人との関わりを感じ

この器に深い想いが重なるのです


そして、私にも夢ができました


また竹職人として

経験を重ねられた頃

再び花器をお願いしたいと思いました🤗