主治医には明るくて元気といつも言われます(笑)
でも、先生 私だって弱い女なんですよ(笑)
検診で再検査を指摘された方達、自分で違和感を感じて受診された方達は
その日から始まった恐ろしい恐怖の毎日をリアルに分かっていただけますよね?
病院に向かう時の不安。検査が痛くないだろうかという不安と恐怖。検査が終わって結果を待つときの
あの気持ち。転移してないか?とか。転移してたらどうしよう?とか。
検査のたびに辛かった。
そして手術に対しての不安。
私は小心者なので、その都度 狂うほどの不安と恐怖に怯えました。
最初、乳がん告知された時は 妙に冷静で心の中はヒヤーッとした感情が支配していました。とうとう
こういう時が来たか。私の「死に病」が決まったのか・・・なんて。
ただ、宣告された病気に対して 目の前の「しなければいけない事」に向かって淡々と足を踏み出した。という毎日でした。
手術に向かって検査をしていくある日、TVを見ていると「乳癌と戦う女性」という番組が始まりました。
あ、こういうテレビは見ないほうがいいかも なんて思ったんですが 何だか体が凍りついてリモコンを触ることができなかったんです。 見たくないのに動けなくて見ている。。(´д`lll)
その番組を見たとき 初めて分かりました。
「絶望」ってこういう事なのかと。絶望という言葉はこの為の言葉なのかと。30分の番組が終わった時には私の体は絶望という感覚しかありませんでした。
今思えば、その時に泣いておけば良かったのかな。その時は「泣いちゃいけない。まだまだ私は頑張らなくちゃいけないんだから」と自分の泣きたいという気持ちを叱咤したのです。
手術の為の検査がすべて終わって 入院を待つだけになった時 ピーンと張り詰めた心には気がついていました。
そろそろ思いっきり泣かないと心が持たないぞ。とは思いました(゜д゜;)
でも、手術が終わるまで頑張るか? もう少しだ、と。
そんなふうに思って泣くのを 極端に我慢してたら 結局泣けなくなりました(笑)
泣くタイミングを逃したって感じ?( ´艸`)
まぁ、泣いても泣かなくてもどうでもいいんですけどね(;^ω^A
そうそう、自分の乳がんに関しては涙が出なかったのに、1月に猫のチャーム君が逝ってしまった時には 泣き続けていました。 未だに泣いてます(/ω\)
私ってドライアイ、ドライマウス、乾燥肌なので 涙も乾燥してしまったかと思ったんですが ちゃんと涙はありましたね(笑)