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去年から書いていた長編小説の創作がひと段落したので、次は何を書こうかなーと考えつつ、14歳頃から執筆している「天使が堕ちた日」という小説を読み返しています。

 



これは今書いている「夢と知りせば」の倍以上の長さで、しかもまだ完結していないので、今までわたしが書いてきた中で一番長いお話なんですが

 

10代の頃に書いていたあれこれを思い返して「うわぁ〜〜!!!」と懐かしい衝動に駆られたので、ちょっと心を整理するためにここに書いてみようと思います。

 

ガーベラ最近の創作と昔の創作

 

「夢と知りせば」しかり、近年わたしが書いているものはなんとなく外向けというか、

 

「分かりやすくするために登場人物は少ない方がいいよな〜」

 

とか

 

「なるべく主人公に視点をあてたものだけ、他のキャラの視点を書くにしても「マリーについて」(※わたしが製本している小説)みたいに章を分けなきゃいけないな〜」

 

「ちゃんとストーリーに序破急があるかチェックしないと」

 

なんて、結構気を遣いながら書いているつもりです。

 

その結果、昔ほどキャラクターひとりひとりに入れ込まないというか、いわゆる自分の創作したキャラクターに「推し」に抱くような感情を抱くことはなくなってしまったんですよね。

 

 

でも、「天使が堕ちた日」という物語はそういうのを一切気にせず、キャラクターは多いわ設定はざっくりしてるわ視点ころころ変わるわ、ものすごい読みづらいと思うし、本当に自己満足1000000%で書いているのが分かります。

 

 

確かこの頃は部活や勉強に追われながらものすごい勢いで書いていたんですが、もう本当に本当に楽しく書いているなぁ〜というのが伝わってきて、文章の拙さやら展開の幼さやらで恥ずかしくなりながら読み返しているんですが、本当に本当に読んでいて楽しいです。

 

なぜなら、わたしが好きなキャラクターを詰め込んで、わたしが好きな展開の物語なんで、めちゃくちゃわたし好みなんですよね。

 

 

 

 

以前「1 PICTURE 1 STORY」という企画で、イラストレーターの眩しいさん(通称まぶちゃ)とご一緒させていただいたんですが、その時はまぶちゃのオリジナルキャラクターを踏まえて、わたしが短編小説を書かせていただいたんですね。

 

まぶちゃもオリジナルのキャラクターにすごく愛情があって、それを見ていたわたしは「ああ、わたしにもこんな時期があったなぁ」なんて懐かしい気持ちになっていたんですが、最近の作品ではそこまでキャラクターに愛情を入れ込むことができなくなったなぁ、なんてしみじみ考えていたんです。

 

 

だけどね、いざ「天使が堕ちた日」を読み返したら、キャラクターひとりひとりが愛おしくて仕方ない。

 

読み返すのもとっても恥ずかしいけど、なんせ昔に書いた話なので忘れている部分もいくつもあって

 

「え! そこでこの展開か〜!」

 

なんて驚きながら読み進めています。

 

 

続編を書きたくて読み返していたんですが、とにかく原稿用紙2000枚は超えているので(3000枚かもしれない)、まだ全然読み進めることができていません。

 

キャラクターの細かい設定や今後の展開を思い返しながら、「ああ、好きだなぁ」「このキャラクターかわいいなぁ」なんて悶えつつ、少しずつ読み進めています。

 

 

東次かわいいよー! みんなかわいいよ〜〜〜!!

 

 

さっきは興奮しすぎて炭酸水を座椅子にぶちまけました。

 

 

創作することの楽しさって、こういうところにあるんじゃないかな、なんて思ったりします。

 

わたしの頭の中には明確にキャラクターの容姿があって、展開があって、それを歪な形でも他の人と共有したいんだよな〜〜。

 

いかんせんキャラクターも多いし伏線は1話から張りまくってるので、漫画とかのが分かりやすいよな、とかも思っています。

 

誰かキャラクターデザインしてくれる絵のうまい人がいればいいんですが。笑

 

 

わたしはライトノベルを読むのが苦手で、川上弘美さんとか桜庭一樹さんの作品が好きです。

なるべくあこがれている人の文章に近づけたいと思っているので、この時と今では全然文体も違うし「へたくそだな〜〜〜痛いな〜〜〜!」なんて思いながら読み進めています。

 

 

死ぬまでに完結できたらいいなぁ。

 

 

ネットにも備忘録として少しずつ載せていこうと思っているので、心の広い人だけちらっと見てもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

でもこれはあまりにも拙いので、もう少し新しい文体の話も読んでくださいね。笑

 

 

 

 

<おまけ>

 

よく雑談で

 

「小説書かれてるんですね! すごいですねーわたし活字全然読まないんですよね」

 

とかいう人いるけど、あれはどういう心境なんだろう。笑

 

野球選手に直接「野球興味ないんですよね」って言えるのかな?

 

せめて社交辞令でも「ちょっと読んでみようかな」くらいの一言がほしいものです。

 

小説とか文章を読むメリットって、そこらへんの心遣いができるようになることじゃないかなと、たまに友達と話します。

 

と、最近の創作についての話とぼやきでした。

 

 

 

 

 

 

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そんなことを願いながら、日々生きております。

 

 


 

 

 

ななせ🦊桜

 

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