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「夢と知りせば」第三章第四話「心ひとつに」公開いたしました。
今回の舞台は山吹で有名な松尾大社です。
京都検定でも「両流造」「亀の井」「松風苑」などが頻出の場所ですね。
松尾大社は山吹の名所。
4月〜5月頭くらいまで、黄色い山吹が境内に咲き誇ります。
また、四神相応の地「西」にあたるので、こちらの白虎のおみくじも。
このシリーズ、ちまちま集めています。
第四話は、いつもより書くのに時間がかかりました。
ストーリーは大体決まっていたんですが、文章そのものがうまく書けなくて、書き直しの連続でした。
文章のくせ、というかリズムが、ワンパターンになっているような気がして、試行錯誤しながら考えました。
何年書き続けても、自分が納得いくように書けません。
同じような文体になってしまうなぁ、と思うことが多々あります。
こういうところが、わたしのだめな部分なんでしょう。
今回のタイトルは
「言へばえに言はねば胸に騒がれて心ひとつに嘆くころかな」
「口に出して言おうとすると言う事ができず、言わなければ胸の思いにさわがれ乱されて、自分の心の中だけで嘆くこの頃である」
伊勢物語から引用しています。
わたしは伊勢物語がすきなので、油断をするとついつい伊勢物語の和歌が多くなります。
第四話のラストシーンと通じるものがあるかな、と思い選びました。
写真はこちらにたくさん載せています。
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そんなことを願いながら、日々生きております。
ななせ🦊
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