ご覧いただきありがとうございます。
わたしのプロフィールはこちらから。
わたしが仲間と一緒に作っている京都小説サイト「夢と知りせば」。
もうご覧になっていただけましたか?
詳しくはこちら。
細々と始めたサイトですが、製本した小説をご購入いただいたり、キャラクターを好きになってくれる方が増え、少しずつ成長しているコンテンツです。
小説「夢と知りせば」は、以下のような一文から始まっています。
「吉田山の山頂に、『茂庵』という喫茶店があります」
「夢と知りせば」は、京都の実在する場所一つ一つに物語を、というコンセプトで作っているんですが、第一話の舞台が「茂庵」なわけです。
なぜ茂庵なのかはおいおい語るとして……
こちらの茂庵さん、残念ながら2022年8月14日で閉店するんだそう。
これは行くしかあるめぇよ、ということで、先日(結構前ですが)行ってきました。
しかもいろいろあって2回も。
茂庵
茂庵に行くルートは4つあるんですが、この時は神楽岡ルートから。
HPにあるように、初心者におすすめのコースです。
ちなみにブログが消えてこれを書くのは2回目……アァ……。
一緒にサイトを制作しているユウカちゃんと行ったんですが、トラブルがあり到着が大幅に遅れて90分ほど待ちました。
14時に重森三玲庭園美術館の見学を予約していたのに、入店できたのは13時20分……。
そしてご飯が出てきたのが45分……。
5分でピタパンを口に詰め込み大慌てで退店してしまいました。
無念。
ということで2週間後にリベンジ訪問。
今回は写真担当のKazuさんと来ました。
早めに到着したかいがあって、開店と同時に入ることができました。
なぜ「夢と知りせば」の第一話に茂庵を選んだのか? という点なんですけど、わたしとKazuさんが出会った日に行った場所でもあり、「夢と知りせば」という物語が生まれた場所だったからです。
まさしく茂庵で「夢と知りせば」という物語のコンセプトが決まり、それが今につながっています。
わたしが座ったのが、ちょうど大文字山が見える席。
この席に座らなければ、第一話も違っていたかもしれません。
今回はゆっくりとピタパンを食べることができました。笑
こちらはタコライス。
やはり「吉田山の山頂にある」「新緑に囲まれた」喫茶店というのはそりゃインパクトが強いわけで、いろいろな方から「行ってみたい」というお声をいただきます。
実際に「行ったよ」という報告も受けています。
そういうお声を聞くと茂庵を選んでよかったなぁと思います。
「夢と知りせば」はただわたしが仲間と書いているだけの物語で、商業的なこともまったく絡んでいないので、特に茂庵の方とお話しはしていません。
だって茂庵のことを書いているブログなんていくらでもあるわけで、わたし自身何者でもないですし、そんな人がいきなり
「小説に出していいですか?(しかも出版されるわけでもない)」
なんて言ったら絶対「え?」ってなるだろうし、まぁ仕事ではないので「勝手に何してくれてんだ」とは思われない(と、信じたい)けれど、そんなわけで今の今まで何も伝えていないわけです。
わたしが夢を叶えて、もっと大きくなれたら、いつか伝えたいなと思っています。
お気に入りのお店がどんどん閉店していきます。
以前物語に「チェルキオ」というパン屋さんを出しましたが、実は元々「ZACO」という喫茶店を舞台にする予定でした。
しかし、残念ながら直前に閉店。
すべてのものは移ろっていきますね。
嵐山花灯路もなくなり、茂庵も閉店してしまう。
さみしいですね。
そんな茂庵のお話はこちら。
第一話がもう本当に気に入っていなくて……
製本する時にもう見る影もないくらい書き直してしまいました。
本当はサイトに載せているものも全部消したいくらいです。
でも、この拙い文章を気に入ってくれている方もいるので、恥ずかしながらそのままにしておきます。
そのうち変えるかもしれないけど……。
書籍版もぜひお手に取ってくれると嬉しいです。
ななせ🦊
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