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京都にはいろいろな言い伝えがあるのをご存じですか?
わたしも京都出身ではないのであまり知らなかったのですが、京都検定の勉強をしていると、「おもしろいなぁ」と思う言い伝えをいろいろ知りました!
その中で、わたしが書いている京都小説「夢と知りせば」にも出した「宗旦ぎつね」の言い伝えをご紹介したいと思います。
宗旦ぎつねとは
昔、相国寺境内に1匹のきつねが住んでいました。
千利休の孫である宗旦が茶会を開いた際、このきつねが宗旦に化けて、見事なお手前を披露したそうです。
また、門前の豆腐屋の破産を救ったり、近くの店を繁盛させたりもした。
このきつねは人々から宗旦ぎつねと呼ばれ、開運の神として信仰を得たといいます。
この宗旦ぎつねが祀られているのが相国寺。
京都五山の第2位に位置する、臨済宗相国寺派の大本山ですね。
足利義満が発願し、春屋妙葩(しゅんおくみょうは)や義堂周信(ぎどうしゅうしん)を招いて創建が計画されたのが始まりだそうです。
金閣寺や銀閣寺は行ったことがある、という人は多いと思いますが、意外と相国寺には行ったことがない、という人が結構いる印象です
宗旦稲荷社
相国寺法堂の近くに「宗旦稲荷社」と呼ばれる場所があります。
「洪音楼(こうおんろう)」という名の鐘楼の隣に、小さな鳥居と祠が。
事前に調べてから行かないと気づかない場所かもしれません。
後から「あそこも見ておけばよかったー!」ってなるんですよね……。
相国寺には行ったことがあるけれど、宗旦稲荷社は知らなかった! という人は、次回行く時にぜひこちらも行ってみてくださいね。
そんな宗旦稲荷社のお話は、「夢と知りせば」第2章13話に載せています。
物語と一緒にぜひ楽しんでみてくださいね。
たくさん感想をいただけると嬉しいです🦊
ななせ🦊
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