私はカサンドラ症候群とは永続的に続くものでなく、いつしか抜け出す事が出来るものだと考えている。

※実際カサンドラ症候群とは適応障害のようなものであって薬(酷い場合は薬が必要)と自分の認知を変える事で改善可能です。

 

抜け出せない人の特徴と思われる事、その代表的なものとして

 

①まだまだ夫に恋してる

②まだ夫に期待している

③家族・夫婦関係と言うものに対し、固定観念を持っている

④「こうでなければならない」思考が強い

 

の4つが挙げられると思う。

 

①夫に恋している

・「好き」と言う感情があれば気持ちを共有したくなる

・相手にもそれを求めてしまう

・自分を見て欲しいという欲求が生まれる

 

ここから②へ続く

 

②まだ夫に期待している

・いつかは変わってくれると信じて相手を変えようとする

※思いっきり反発してきます。何十年もそれで生きてきた人を変える事は難しい。

・自分がこのようにしたら相手はこうしてくれるだろうと期待する

※そんな自分の思うように人は動いてくれません。

 

期待することでその期待と違った返答が返ってくると落胆・怒り・悲しみ・自己嫌悪等マイナスな感情が生まれてきてしまう。

 

③家族・夫婦関係と言うものに対しての固定観念

・家族も夫婦も千差万別、固定観念は捨てましょう。それが楽になる秘訣の一つ。

 

④「こうでなければならない」思考

・夕ご飯は一緒に温かいうちに家族・夫婦そろって食べるもの や

・家事は自分がしなければならない

・夫の世話は自分がしないといけない...etc

 

こういった「こうでなければならない」思考は自分を縛り、相手にもそれを強要することになります。

 

強要されたと感じれば相手は反発し、そこからモラ発言の応酬を受ける事になりかねません。

こうなるとブーメランのように相手に与えたダメージが自分に倍以上になって返ってくる。

 

結果

 

どうしてわかってくれないんだ!

必要とされない自分なんていなくなっちゃえばいいんだ!

 

等と自分を落とし込んでしまう事でカサンドラへと突き進んでいきます。

 

ここから抜け出すためにはただ一つ

 

一度全部諦めてみて下さい。

 

①のまだまだ恋してる

これしんどいです。自分も相手も。繕わなければならない。

私の夫、私の目の前でバカな踊りを踊ったり、おならをしたり、げっぷしたり。

お菓子のカスを胸元に付けた夫…引きます(笑)

こんな人に恋なんて出来ません。

 

しかし夫婦なんてそんなものです。

いつまでも恋愛して、繕っているといつか破綻します。

 

②のまだ夫に期待している

その期待、潔く捨てましょう。

期待する事はたった一つ「お金を稼いで来てくれる事」

これ以外の期待は捨てた方がマシです。

そう思う事でたまたまやってくれたことに対して「有難う」と思えるようになります。

期待値を下げる事でありがたさが増すのでお互いWIN-WINになれます。

※お金も稼げないのにモラする人は離婚を考えた方が得策かもしれませんが、自分でやっていける自信のない人は一緒にいる間に何か強み(自活できる)を作る事をお勧めします。無計画な離婚はしんどいです。

 

③の固定観念について

これも②と似ています。

その固定観念、潔く捨ててしまえば楽になれます。

うちの場合出かけるときは

「家集合」→「現地ある程度自由行動」→「家解散」です。

家族で買い物に出かけても、息子は本屋・私は服や化粧品・夫は自分の必要なものを見に・・とバラバラ行動。

帰りは一緒に車で帰って家に帰ると各自自室・リビングどこでも好きな場所で好きな事して過ごしています。

ずっと一緒にいる必要なんて有りません。

自分が親と一緒に暮らしていた時はどうでしたでしょうか?

そういったことを思い出すのも参考になるかもしれません。

 

④のこうでなければ思考

そんなもの無いんです。

こうでなければならない事なんて有りません。

自分のしたいようにすればいいんです。

夫も自分もそれぞれ好きな事をして過ごせばいい。

 

この④つでかなり楽になれると思います。

実際私がそうなので。

 

今苦しんでる皆さん、相手に求めても無駄だと思って行動すると意外な事が見えてくるかも知れません。

 

 

と、今日は真面目に長めに書いてみました(^^;

薬飲んでいないのでまだまともな文章が書けてるかな…?