私は今の会社では派遣(しかも時短・週休3日)として働かせてもらっている。
そこで同じチームで働いている正社員の男の子(2児のパパ)から、住んでいるところも近い事もあり、たまに子供の事で相談を受ける。
以前から話を聞くに「うちの息子と何だか似てるなぁ」と感じていた。
つい先日少し話す時間があり、どうやら長男の事で心配事があると。
学校の懇談へ奥様が行かれた時、机の中、棚の中がぐちゃぐちゃでかなり怒っていたようで。
他はおうちの中がぐちゃぐちゃだとか、片付け苦手とか。
私はも既に小学校の頃から経験済みの事。
息子なんて中学校へ入ってからも通常一人一棚の棚を二棚使っていた事が判明(笑)←小学校の頃から更に進化しとるやないかーーーーいっ!と突っ込みいれた程
一棚目を見た時に
「珍しいですね、意外に片付いてる!」
と言った尻から恥かくことになります(笑)
「あ、お母さん、”違うんです”。息子君、確か2ヵ所使ってるんですよ。」
マジかー・・・
やっぱりな。あんなに荷物が少ないはずがないんだ。。と
家の中のクローゼットなんて写真に写せばモザイク必須(笑)
必要なプリントを探すには藁の山から針を探すようなもの。
そんなこんなで免疫がついているので、彼の話を聞きながらもしかしたら?
と思いながら今まで聞いていたのだけど、
うちの息子より先に発達検査は経験済みで、現在近所の大学で見てもらっているとの事。
「誰にも言ってないんすけど…」
と相談を持ち掛けられた。
その内容が
「通ってる大学の先生に特別支援学校へ進学すればどうだと言われた」←奥様大激怒しているらしい。
との事。
「へ?LD(学習障害)無いのに?何のため?学校もちゃんと行けて成績もそこまで悪くない(中ぐらい)のに?」
間違いなく彼の息子は通常の公立中学に進学しても大丈夫なはず。
学習障害も無く、偏りはあるが全体的なIQも低くない。
まず、国の指定する特別支援学校へ入れる要素を持っていない。
彼の息子もグレーゾーンなので診断が下りている訳ではない。
なのになぜ特別支援学校?
数学ではとても高い能力をっ持っているとの事で私の息子ともに通う所がある。
何でも暗算でしてしまい、途中式が無いところも似ているのだ。
息子は支援級でもなく通常クラスで2年生まで無事に来ている。
なので彼の息子も問題なく通えるはずで、支援学校ではメリットよりデメリットの方が大きくなると思われる。
息子が小学校の頃から感じていたのだけど、最近の学校では結構簡単に「ひまわり学級」的なクラスへ入れてないか?
と感じていた。
以前住んでいた地域のママ友の一人(3人の子持ち)から真ん中の子が「ひまわり学級に行かされてるねん。」と相談を受けた。
私もその子の事を良く知っていたが、私の子供時代では普通クラスでいける子だと思ったのだが今は違うのか?
と。
時代が進んで基準が変わってきているのは分かるけど何となく
「(クラス運営視点から)面倒臭い子はそっちへ」
という雰囲気が感じられて仕方がない。
今の風潮が何だか納得がいかない。
私の時代ではダウン症の子も一緒のクラスにいたし、発達障害を持っている子、多動傾向のある子、様々な子たちがいた。
それはそれで多様性を認められる感覚を身に着けるいい機会ではないのか?と思っていたのだけど。
今の時代って本当に何だか矛盾の嵐だなと感じる。
変わった子は排除
大人や社会がそういった行動をとると子供もそれが正しいと感じてしまうのでは?
そのくせ
多様性を認めよう!
ダイバーシティがどうとか。。
この社会のいびつな圧力がダブルバインド(2つの矛盾した圧力)となって余計に生きづらい世の中になっているのでは?と感じる。
何だかなぁ。納得がいかないなぁ。と思った相談だった。
最終的には「公立中で行けると思うし、心配なら相談先を変えてもいいんじゃないですか?」
と答えておいた。
文章長すぎるのでこの辺で・・びっくりした2000文字書く勢いだ。