今日は最近の私の体調(気分障害含め)の事を書こうと思う。

 

昨年10月にカサンドラ症候群と診断され、処方される薬が変更された。

 

それまでは私の不眠(以前より不眠体質)に対して「クエチアピン 12.5㎎」1錠を就寝前に・・という処方だった。

 

それがカサンドラを発症し、現在以前書いたように

・クエチアピン 25mg (就寝前1錠)

※頓服として10錠ワンシート

・バルプロ酸ナトリウム 200㎎(夕食後1錠)

・ランドセン 0.5mg(就寝前・朝2錠←朝は眠くなることと仕事のパフォーマンスが落ちると困るので飲んでいない)

 

主には上の3種類となっている。

(頭痛がたまに出るのでロキソニンと胃薬も処方)

 

①クエチアピンの効用は

「神経伝達物質のドパミンやセロトニンなどの多種類の受容体に作用することで、幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する薬」

 

とあり、簡単に説明すると、不安を取り除き、脳の活動を抑える薬となります。

以前はこれの12.5㎎を睡眠薬代わりに処方されていました。(私ぬは妄想・幻覚の症状は無い)

 

②バルプロ酸ナトリウムは

「脳内のGABA(γ-アミノ酪酸)の神経伝達物質促進作用などにより、脳内の神経興奮の抑制作用などをあらわし、てんかん、片頭痛、躁病などの改善作用をあらわす薬」

 

書いている通り、脳内の神経の興奮の抑制・片頭痛の予防・躁病等の改善となります。

「躁病」についてはハイテンションな状態をイメージする方が多いかと思いますがそれだけではなく怒りっぽくなったり考えが飛躍したり、眠らなくても平気であったりとその症状は様々です。(あながちハイテンションも間違ってはいないが厳密には少し違う)

 

③ランドセンは

「脳内のベンゾジアゼピン受容体に作用し神経の興奮を抑制することで、てんかんなどによるけいれん発作などの症状を抑える薬」とあり、

 

これは脳の神経の過剰な興奮を抑える役割を担います。

 

基本的に私の不眠についてかかりつけ医がずっと言っている事は

 

「YURIさんの脳の状態として、起きた時から人より高い位置からのスタートとなります。なのでその高い位置からスタートし、日中普通の人と同じように神経の興奮状態は上がっていきます。しかし普通であれば夜になると脳の神経活動は穏やかになりある位置に来ると人は眠気を感じ、眠りにつくことが出来ます。しかしYURIさんの場合はもともとスタート位置が高いので、いくら脳神経の興奮レベルが下がったとしても眠りにつくレベルに落ちることが出来ないのです。」

 

簡単に要約すると脳の神経活動レベルが普通の人に比べて高過ぎる事が原因(ADHD:OEの一つ精神運動性OEと思われる)←医師が母に話した中で「娘さんは頭も良く~(勉強とかの話ではない・回転の速さ)」という文言から推測。

 

という事で睡眠導入剤や睡眠薬ではその神経レベルを一気に落とし込む為長期の服用では体に負担が大きいと言われ、何度か抗精神薬を出されたが、中々体に合うものが見つからず、何とか大丈夫だったのがクエチアピン12.5㎎(効果緩めの方)だった。

 

それがカサンドラを発症し、不眠は酷くなり、気分障害(適応障害)となり、という一連の症状から、精神科医の息子先生により薬は変更となった。

 

最近ではピーク時に比べ随分と気分は落ち着いてきたように思える。

 

これは薬の効能なのか、夫に期待しない、割り切る(経済的に自立できる力を付ける為の期間限定家族として考える※状況によって変更可)事が出来る様になってきた事自分の中で整理がついた(適応させた)からなのか、良くわからない。

 

しかし現実的に身体症状(ヘルペスのできる回数や頭痛の頻度、掌蹠膿疱症等)はずいぶんと治まってきている上に平時の精神も幾分落ち着いてきている。

 

何が言いたいかというと減薬or薬無しでもやって行けるのかという事。


まだまだ詳しく書きたい事はたくさんあるが、長くなるので今日はこの辺で。

 

先週母と色々話したり電話であーだこーだと言っていた話も書きたいのだが、話は多岐にわたり、5~6時間は話し続けられる程なのでそれを全部一気に書くことは出来ない(笑)