こないだネットでふと見つけて気になった本

 

私の好きな医師兼作家さんの久坂部洋先生の本

 

「人はどう死ぬのか」

 

という本。

 

一部抜粋でダイアモンドオンラインだったかな、で見つけて興味を持った。

 

その週の休日に書店へ走って即購入

(読みたい本は新品を買うこだわり)

 

久坂部先生の本は今までフィクションしか読んでいなかったが初めてノンフィクションの本を読ませたもらった。

 

昔から

 

死ぬとどうなるのだろう?

輪廻転生なんて有るのだろうか?

死ぬってどんな感じなんだろう。

 

と、「死」というものに対してかなり興味があった方だったと思う。

 

三途の川とか本当なのか?

だとしたら死ぬ、もしくは死にかけた時に脳が見せる幻影?

共通してみられる映像が似ているのはステレオタイプ的に耳にするから?

 

とか。

 

しかしこの本に書かれている事はそういう事ではなく主に延命治療是非を問うものだった。

人の死に様という様な。

 

病院での死

緩和ケアでの死

在宅医療での死

 

様々な死の現場で実際に起こった話である。

 

時にユーモアを交えながら書かれた本で最後まで興味深く、

たまに笑わせられながら読み終えた。

 

この本を読む前にも私は両親や息子に延命治療は要らないから。

と伝えている。

 

苦しむ時間を長く体験するのが嫌だからという単純な理由。

 

ピンピンコロリという言葉が流行っているが、ピンピンコロリをしようと思えば

脳梗塞・心筋梗塞・事故等の思いもよらない突然死、を意味するようなものである事も知った。

 

脳梗塞は金属バットで思いっきり殴られる様な痛みが走るらしい。

 

それは嫌だ。。

 

ただこの本を読んで確信したのは人は死んだら「無」だ、という事である。

 

きっと死後の世界などないだろうし、

魂という概念が私にはわからない。

 

心を作るのも、遺伝子や脳の働きによるものだし、

そこから生起される行動も脳に支配されている。

 

思念のようなものは残るのかもしれないが

(サブカル?これにも興味がある。あるとすれば発生源とその仕組みとか、人間は電気も発生できるから)

 

安楽死・尊厳死に関しても書かれていてとても興味深く読ませて頂いた。

 

この本は「死」を意識した時にはためになる一冊だと思う。

 

「人はどう死ぬのか」 久坂部 羊

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アマゾンだと少しだけ割高。

書店だとAmazonでも990円(税別)←昨日薬飲んでから書いたから色々間違ってた(笑)

 

興味ある人は是非、きっと興味深く読めると私は思う。