今日は診察室でどういう説明があったか
書いてみることにします
診察室に呼ばれて、入ると、先生が2人いました。
1人はこの専門の主治医の先生と
もう1人カルテを入力してる先生がいました。
診察室の中が思ったより狭くて、
先生たちとの距離が近いw
そこで、パソコンのパワーポイントで
帝王切開瘢痕症候群の説明を受けました。
そのパワーポイントの資料欲しいと思うぐらい
説明がわかりやすかった
帝王切開瘢痕症候群は、前からあったけど、少しずつ認知されてきて患者さんが増えてきてることおっしゃってました。でも、まだまだ産婦人科でも知らない先生もいるみたい。
だいたいこんな感じの内容でした↓
(少しニュアンスが違うこともあります。悪しからず)
帝王切開瘢痕症候群は、帝王切開の瘢痕が悪いわけではなく、
そこの瘢痕部分に何らかの理由で
血液が溜まって、それが逆流してしまうことで、
子宮が慢性的な炎症につながる。
その子宮内が炎症おこることで、着床障害になったりするのではないかと考えられるみたい。
(帝王切開瘢痕症候群の人は慢性子宮内膜炎を起こしている可能性が高い)
考えられるってだけで、
まだ機序がイマイチ不明らしい。
子宮内の瘢痕部に溜まってる貯留液を吸引したり、慢性子宮内膜を治せば、子宮環境良くなって改善する可能性はあるけど、一時的でまたもどる。
やっぱり手術しておおもとの瘢痕部分を平らにしてあげる方が妊娠率は上がりそう。この帝王切開瘢痕症候群は、不妊症になるのが厄介。
手術の中で、子宮鏡手術が1番負担少ない。
子宮筋層が薄かったりして重症になってくると、腹腔鏡手術かな。
こんな感じでした。
子宮鏡手術はこんな感じ↓絵を描いてみた😂
腹腔鏡手術↓
診察いったん出て、すぐに内診室へ。
生理中でしたが、超音波エコーしてもらったら、
MRIの画像より子宮筋層が薄い(1mmほど)で、
腹腔鏡手術の方が妊娠率が上がりそうと。
でも、腹腔鏡手術は、妊娠率は上がるが(瘢痕部を修復できるため)、
子宮頸管が短くなるのがリスクだと。
子宮頸管が短くなると、切迫流産になるリスクがある。妊娠したら、切迫流産しないように、
シロッカー手術が必要になるかもしれない(子宮頸管を縫って赤ちゃんが出てこないようにする)
だから、またこれもリスキー
瘢痕部を修復できて妊娠率は上がりそうだけど
妊娠した時に切迫流産のリスク。。
逆に、子宮鏡手術は、子宮頸管は保たれるけど、
完全に修復できるわけではないから、
またダラダラ出血続く可能性あり。そして妊娠率は正直上がるかどうかわからないと説明ありました。
↑あくまでもこれは私の場合です。
その方その方によって、症状や子宮内の状態が違うため一概にこれがすべてではないです。ご参考までによろしくお願いします
子宮鏡手術と腹腔鏡手術どちらがいいか聞いてくれたけど、その場では答えられず。。
一旦、術式は保留になって、
来月、生理期間中にMRIを撮ることになりました。
先月前の病院でMRI撮ったけど、生理中ではないときに撮影しました。
また生理中と生理中じゃないときの
子宮内の見え方が違うみたい
子宮鏡手術でできたらいいけど、
子宮筋層筋膜?薄くて、微妙なんかな?💦
いろいろ長くなりましたが
診察室ではこんな感じ。
私が質問したことは、
そもそも、帝王切開瘢痕症候群になるのはなぜですか?緊急帝王切開だったからでしょうか?
と聞いてみました。
そしたら、
緊急帝王切開はリスクとしてなる確率が高くなるとのこと。
緊急帝王切開は、確実に赤ちゃんと、お母さんを無事に助けるための手術で
後々の妊娠できるかどうかは、ひとまず考えず、
今ある命を緊急で助ける手術。
帝王切開の限界かなとおっしゃっていました。
そして、帝王切開瘢痕症候群にならないための予防も研究していく必要あるとおっしゃっていました。
手術することは確定なので、
手術の日程は約3ヶ月後に決まりました。
そして、どちらにせよ腹腔鏡は使用するので
4泊5日入院になりそうです。