私はリリス6ハウスかに座

父は太陽かに座
母は月かに座

たぶん
わたしは、幼少期から
リリスを突きつけられている状態にある。

父の太陽かに座に
わたしのリリスを常に刺激し続けられていた。

でも逆に、
わたしのリリスが
父の太陽かに座を刺激していたことにもなる。

わたしの大嫌いなものが、
わたしの絶対に拒否したいものが、
わたしが執着して奴隷のように頭を垂れてしまうものが

父にとっては、目指すもので
ある種の正義感を持って社会貢献へと導くものなのだろう。


わたしは、
物心ついた頃から
父親を殺したかった。
毎日どのように殺したら、ちゃんと殺せるのかシュミレーションをしていた。

子供でも分かった。
それはいけないことだということが。

「人としていけないこと」

【何より親を殺した子供がいる家族】なんて
周りの人に後ろ指を指され、
ニュースや新聞に実名で報道され、
わたし以外の人にまで、“人殺しの〇〇”という看板をぶら下げられるからだった。

わたしが殺人を犯しても、罪を償うのは親になるし。

それに、小学生の手で
大の大人を、それも男性を殺せるかといったら
力で負けてしまう。

だから、実行には移さなかった。


わたしは父から、暴言や暴力を受けていた。
今思えば、父が上手くいかないことへの行き場の無い感情をぶつけることが出来るのが、わたしだったのだと思う。
母や弟には、その矛先はいかなかった。
悔しいと同時に、自分だけでよかったと思っていた。
誰も助けてはくれなかった。

ある時、わたしは
もう逆らうのを辞めた。
なにをしても、なにもしなくても
八つ当たりをされるので
もうずっと謝っていた。

「全部私が悪いんです。」
「ごめんなさい。」

産まれてきてごめんなさい。


そうしていたら、一度だけ
父から謝られた。

「〇〇は、強いから
いつも当たってしまって
ごめんね。」

果たして
わたしは強いのだろうか。

強かったのだろうか。

でも父には、わたしが強く見えていたのだろう。

わたしは、思った。
謝って済むのは、あなたの気持ちだけなんじゃないか。
わたしのこの憎しみは、どこへやったらいいのだろうか。

でも、わたしは子供だから、
親から見捨てられたら生きることが出来ないから。
謝って“くれた”ことを受け入れるのだろうか。

すべて受け入れようとしなくては、
子供は生きていけないのだろうか。



母は、
普段はわたしに興味が無かった。

ただわたしが母から離れていく時、
母は、その時だけ“母親らし”かった。

拘束されているみたいで、
何も伝えなければ母が悲しい感情を向けてくるのでわたしが悪者みたいになって、
嫌だった。



一度、すべて捨てようと
家族から離れたけれど

だんだん私が悪いことをしているみたいで
私が悪者みたいで

また戻った。




占星術的に言うと
きっとこれは
リリスの奴隷性というやつなのかもしれない。


わたしは絶対に父親のようにならないと誓った。
それがわたしの首を絞めた。
これはしてはいけない。
父親のようなことはしない。

抑圧するうちに、
わたしは自分を
殴ったりするようになった。

物にも当たるようになった。


そしてある時気づいてしまった。
殺したいと思っている父親と
わたしって一緒だった。と。

人に暴力を振らなくても、
物に八つ当たりしたり、
そんなの物からしたら
たまったもんじゃない。

そしてわたしはわたしを殴っている。

なにもやり返せないし
言い返せないのに。

わたしはわたしに
父親にされたことを
自分にしていた。

暴力も暴言も。



自分が自分に許していたら
他人にも同じことをされるのだと
後で知った。

父親以外にも
縛り付けられるような体験が多くあった。


もう何処にも行けなくなって、
苦しんだ。

死にたかった。
死ぬ勇気なんてなくて
地球が滅亡してしまえばいいと
本気で願った。

全員死んでしまえと思った。


そして、本当は
認めてほしかった
と知った。

愛して欲しかったと知った。


こんなわたしでも
どんなわたしをも
受け入れて
認めて
愛してほしかったと知った。


だから、わたしは
わたし自身にする前に
誰かを

受け入れて
認めて
愛そうと
したのかもしれない。



わたし以外に
認めてもらえないと
わたしではないと思ったのかもしれない。


わたしの他に
何もないのに。


わたしの初めての許しは
父親を殺したいと思った時に読む本
だったか
そんな本を買った時だった。

それからだった。
わたしは
わたしを許すことになった。
どんどんと。

でも
わたし独りでは
できなかった。

目に見えない魂が
わたしを愛してくれているのを
分かっていたからだった。

それはわたしの
本当に大切な存在だった。
わたしでない時から、今も変わらず。
きっとこの先も変わらない。


わたしは
共生しながらも、
従うことも従わないことも
していないように
前よりは出来るようになってきた。

でも、もうそろそろ
それも終わりに近づいて
離れ離れになるのだと思う。

それが、お互いにとって
過ごしやすいと
なんとなく分かるから。


奴隷性の前に
挫けたから。


何度だって前を向ける。
生きている限り。


また挫折したって
また何度でも、立ち上がればいい。

立ち上がれない時があったっていい。
立ち上がれなくて屈する経験をした者だけが、
立ち上がる経験をできる。









【よく分からないこごと】

わたしの守護宇宙人というのに、名前を聞いたら

リリだった。


リリの箱庭のリリと同じだった。

(↑前の当ブログ名です。)


わたしの魂の名前がリリだと思っていたら、

わたしはリリじゃなかった。


このリリ、

『リリの箱庭』と聞いた時は


リリンのリリ


って言ってたので、

リリンって

たぶんリリスのことかな~と思った。

知らんけど無気力

そしてあなたが何者かなんて、どっちでもいいけどイチョウ







地球に来る前と、宇宙の狭間の、あなたのお話