企画展も素晴らしかったです。
写真家アジェの作品は4期に分かれて展示されるのでそれもまた贅沢ですね。



ルソーにフジタ好きだなぁ(❁´ω`❁)

アジェの写真集持ってました。

画像多めでお送りします。



19世紀から20世紀初頭のパリという都市の変化をテーマに変遷を辿ります。
人口増加や産業、工業の発達やパリ万博と目まぐるしく変わるパリという都市は魅力的に映ります。


第Ⅰ章
変貌する都市パリ:ルソーとピカソ



アンリ・ルソー
《果樹園》
牧歌的だけれど、どこか寂しくていいなぁルソーさん。



こちらは真っ直ぐではないエッフェル塔が印象的です。エッフェル塔可愛い。全体としても可愛らしい。
ルソーさんはエッフェル塔やお月さまをどんな思いで眺めていたのかな。



アンリ・ルソー
《廃墟のある風景》
こうした廃墟?をロワール地方で眺めました。近代化していくなかで、古きよき建物が人の手を離れていったんですね。人の手を必要としなくなったというか。




《要塞の眺め》
こちら、なんとも言えず優しくて胸が締め付けられました。
鈍色の空が切ないなぁ。



パブロ・ピカソ
《海辺の母子像》
シャヴァンニュっぽさを感じました。静謐で青が美しい。ピカソって指を長く描くのね。



面白かった!葡萄と女性が浮かび上がってくる。


第Ⅱ章
フジタの巴里:越境者としての原風景

フジタの風景画は新鮮でもありましたが、パリヘ赴きピカソと会いキュビスム風の静物画を描いたり情熱と刺激を受けたようです。

パリコミューンやオスマン知事の都市計画もあり、開発されていない部分はのどかであったり、また荒れている街も多かったんだなぁと。特にモンマルトルが復興していく様子は印象的です。




レオナール・フジタ
《巴里城門》

《雪のパリの街並み》がとてもよかったです。画像がなかったので。白色が絶妙です。

第Ⅲ章
アジェのパリ

アジェの写真を眺めているとパリの路地に迷いこんだかのような気持ちになりました。そして夢中になって眺めていました。





画像探してみましたが限界がありました。










すっっごく可愛らしい女の子がお店の前に立っている写真がありまして、もうそれが可愛くて凛としていてとっってもよかった。




アンリ・ルソー
《ライオンのいるジャングル》
お月見の季節にぴったりでした。
メスライオンかな?
でも、斑点があるのでチーターかなヒョウかな?ルソーさんの想像の産物の気がします←



アンリ・ルソー
《エデンの園のエヴァ》

原田マハさん『楽園のキャンバス』の世界を思い出しました。ルソーにとって、ジャングルは夢の場所。
ミューズが居るところ。


ジョルジュ・デ・キリコ
《ヘクトールとアンドロマケー》
面白く、キリコらしかった。

続く