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元妻

自分に好きなひとがいること

でも、子ども達のために離婚する

意思はないこと

を告げました





離婚するつもりがないのなら

どうして、に告白したのでしょう?


に隠し事をしてるのがしんどい

いちいち言い訳を考えるのが面倒


例え、本心を告白しても

それでも

は受け入れてくれる

と思っていたからでしょう





とそのことについて話し合ったとき

わたしはと結婚していたし


わたしの気持ちを慮ってか


あくまでも子ども達のために

自分さえ我慢すればよいのだ

と思って耐えていた

は言いました


でも

耐えていた、ということは逆に

元妻に愛情が残っていたことの証であると

わたしは思います





愛情が残ってる妻が

言い訳さえせずに

毎週1度深夜に帰宅することが

毎月1度外泊することが


どれほど心を切り刻むか





離婚後も元妻

世間相場の倍の養育費を要求してる

にも関わらず


子ども達のためだから、と

たびたび無心を繰り返していました





結婚して、妻となったわたしに

「赤の他人にとやかく言われる筋合い

 はない」


「車の助手席に乗ったのだって

 自分から言い出したわけではない

 ◯◯さん夫のことが自ら迎えにきて

 助手席に乗るように促したから

 乗ったのだ」


「赤の他人の貴方から

 連絡が来るのは気持ち悪い」 

と言いました





どれほど傷つけても

不倫の末に離婚しても、なお

からの家族としてだけではない

女としての揺るぎない愛情を確信していた

からこそ

言える言葉だと思います





わたしは当時

にも責任がある、と思いました


元妻のやっていることは鬼畜としか

言えないと思うけれど


そこまで付け上がらせたのはの言動

故だと


なぜ

嫌なら嫌と言わないのか?

なぜ

無理なら無理と言わないのか?

なぜ

自分さえ我慢すればいいと考えるか?





だけど

元妻をあんなに非難したのに

鬼畜な元妻から

わたしがを守ったんだと思ったのに









今回

わたしが夫にしたことは

根っこは元妻と同じじゃないか?


と気づきました





つづく