→23





金曜日の終電だったから

社内はすごいひとでした


どうしても距離が近くなっちゃう


会社の最寄駅から30分くらいで

わたしの乗換駅であるターミナル駅

につきました


時刻は0時半すぎ





から連絡はきてませんでした


もう1回電話して

LINEをいれました




タクシー乗場にいくと

すっごい列でした

金曜日の夜だもん

考えてみれば当然ですね

30分とか1時間とか?並びそう


並ぶのはしんどいけど

仕方ないですね、、、





ふと、いまさらながら

Hさんはこれからどうするんだろ???

と思いました


お家は遥か遠くで

もちろん帰れない


「これからどうするの?」


H

「タクシーで帰るなら

 タクシーに乗るとこまで見届けて

 お迎えにきてくれるなら

 それまでいる」


 「そのあとは始発までネットカフェでも

    なんでも時間潰せるよ

    俺は男なんだし、なんとでもなるから」


「タクシーはすごい並ぶねぇ、、、

   もう1度連絡してみたら?」





焦ったり

怒ったり

キレたり

後悔したり

ほんとは少し泣きそうになったり


散々な1日で

おまけに結構飲んで

よく回らない頭で一所懸命

考えました




ここで鬼電👹すれば

も起きるかも


でも

終電逃しちゃってターミナル駅

にいるし


タクシーで帰るから大丈夫って

いっても

は勿体無いから迎えにいくって

いうにちがいない

うちからこのターミナル駅までは

空いてたら20分程度


もう少しひとがはけてから

タクシーに乗るのがいいかもしれない





タクシーの列にいま並んでも

ひとがはけてから並んでも

Hさんには、どちらにしても申し訳ないけど






でも

それならもう少し一緒にいられる


そう思いました





つづく