1993年結成。96年にRyo、大蔵、Ryoji、DJ Kohnoの4人で新たに発足し、活動開始。
グループ名の由来は、中国で古来から下剤などに使用されている薬草の決明子で、薬草の効用になぞらえて『全てを出し尽くす』という意味が込められている。
1999年12月15日にファーストシングルをリリース。
★★★★★★☆☆☆☆6

当時CLUBでかかり倒したクラブヒットチューンから始まる、インディーズデビューシングル。
アルバム未収録ではあるが、ファンの間では名曲と名高いM2など、泣きのヒップホップチューンも収録。
ちなみに同じ内容でアナログ盤もリリースされている。





2000年4月25日にはセカンドシングルをリリース。
★★★★★★☆☆☆☆6

アルバムには入っていないがファン人気の高いスプリングチューン。
浜崎あゆみとケツメのコラボ曲『LOVE〜DESTINY〜』の一節を使いまわしたレゲエチューンをカップリングに収録。
ちなみに04年12月1日にメジャーレーベルより再発売された。
ファーストに引き続きこちらも同内容のアナログ盤がリリースされている。




00年7月20日にはサードシングルをリリースする。
★★★★★★☆☆☆☆6

後の『よるかぜ』や『夏の思い出』の布石となる爽快な納涼サマーチューン。
二枚目のシングル同様にこの作品も4年後の12月1日、メジャーレーベルから再リリースされた。




00年12月20日にファーストアルバムをリリース。
★★★★★★★★☆☆8

最初で最後のインディーズからのアルバム。
ライブではMCである大蔵がビール一気飲みを見せるM6、ライブのアンコール時にファンが歌うのが恒例となっているM4、
セガから発売されたアーケードゲーム『Crackin'DJ』のサントラに提供された『High Score』を彷彿とさせるM7、
鎮座ドープネス&カトマイラが客演のラストナンバーなど、ヒップホップ曲とレゲエ曲をバランス良く収録。60分を超える佳作。





2001年4月25日には4枚目のシングルをリリース。
★★★★★★☆☆☆☆6

トイズファクトリーへ移籍後初の、そしてグループ初のメジャーデビューシングル。
メンバー&所縁のある人たちが雑にコラージュされたジャケットとなっている。
全3曲アルバムには未収録なのでファン必買。





01年6月27日には5枚目のシングルをリリースする。
★★★★★☆☆☆☆☆5

後に大蔵と結婚する浮田佳奈がPVに出演したシングルで、メジャーデビュー後のケツメイシの初HIT作品。
同年6月6日リリースの、ケミストリーのセカンドシングルに参加したことで世間一般に認知され出し、ケツメにとっては強烈な追い風となった中、発売された。
ちなみに香港の歌手である陳冠希が『夜風』というタイトルでカバーした事でも知られる。
この曲は翌年のアルバムにMIX違いで収録されているのでご注意。





01年10月24日には6枚目のシングルをリリース。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆2

のちに2枚目のアルバム『ケツノポリス2』に全曲収録される、存在価値が大暴落したシングルCD。厳密に言えば2曲目はこの盤では2分程で終わるショートバージョンなので、マニアにはマストかも知れないが。





02年2月20日に7枚目のシングルをリリースする。
★★★☆☆☆☆☆☆☆3

今作で初のオリコンシングルチャートTOP10入りを果たした出世作で、『ミュージックステーション』にも初出演。
05年、実教出版社発行の高校用教材『資料現代社会』に、この曲の1コーラス目のリリックが掲載されたほどの名曲。
ただ、ひと月半後にリリースのアルバムにこの曲は収録されているので、カップリングのコンパ曲がどうしても聴きたい方以外は買うべきCDでは無い。





02年4月3日、メジャーデビュー後としては初のアルバムであり、通算2枚目となる『ケツノポリス2』をリリース。
★★★★★★★★★☆9

オフザケが過ぎていたファーストから一変、シリアス路線の曲も増え始めた、ファン間でも名作と名高い2枚目。
ヒップホップ&レゲエの純度を落とす事なく、要するにポップになり過ぎず、かつ万人ウケしそうなギリギリラインでの粒揃いの名曲がズラリ。
非売品ではあるが同内容で二枚組アナログ盤も存在する、エバーグリーンな名盤。





02年9月26日に8枚目のシングルをリリースする。
★★★★★★☆☆☆☆6

これまでのケツメイシのイメージとは違う重いリリック、もの悲しいピアノの旋律が印象的な、オータムチューン。
人気のダンスホールリミックス(M3)収録。ちなみに非売品のアナログ盤もカットされており、二枚組で怒涛の8曲入り。





03年1月8日、年明け早々9枚目のシングルをリリース。
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1

前作とは打って変わって、というか前作が彼らにしては異質だったワケだが、新年一発目は風呂上がりの様なぼわ〜んとしたダンスホールチューン。ライブでは一曲目に歌われる事が多い。
続いてカップリングは大人な雰囲気のトラックに乗っかった心地良いメロウチューン。ホーンが良いアシストとなっている。
が、両曲共にサードアルバムに収録されている。果たしてこのシングルの存在価値とは・・・





03年7月16日には通算10枚目のシングルをリリース。
★★★☆☆☆☆☆☆☆3

インディーズ時代のサードシングル『海』の続編の様なダンスクラシックチューン。
ちなみにM1はサードアルバムに収録。カップリングはゆるいチル曲。以上2曲。
昔、大蔵がコラムでDISっていた『笑っていいとも!』がリスペクトの意味でRYOJIのバースに出てくるM2が印象に残る。メジャー行って変わったのか。





03年8月20日には11枚目のシングルをリリース。
★★★☆☆☆☆☆☆☆3

両曲ともレゲエチューンとなった、真夏にピッタリのシングル。M1はひと月半後に発売のアルバムに収録されているので、よっぽどのファンでない限りは買わないでおこう。
しかし焦がされた大蔵の頭ジャケ写が脳裏にこびり付く。初回特典は虫メガネ付き。





03年10月1日には早くもサードアルバムをリリース。
★★★★★★★☆☆☆7

RYO、夢のマイホームの為に借りた横浜銀行からの地獄の35年ローンに焦ったのか。
クラブミュージックとしての純度を落とし、耳馴染みが良い様に、かなりPOP寄りの作曲&編曲が目立ち始めた。
前作とは違い、何度か聴くと飽きる佳作。





04年4月21日には12枚目のシングルを発売する。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆2

もはや完全にJ-POPの泣きメロソング。これは翌年発売のフォースアルバムに収録。
カップリングはオフザケ系ではあるが、誰の事を歌っているのかメンバーにしか分からないようなオナニーソング。ジャケットのようにこちらが泣きたくなる出来。





04年7月28日には13枚目のシングルを発売する。
★★★★★☆☆☆☆☆5

ジョントラボルタ『サタデーナイトフィーバー』を意識したPVには羽賀研二が出演、振り付けはパパイヤ鈴木が担当。ボーダフォンのCMにも起用された。
カップリングとともに4枚目のアルバムに収録されている。
M3、M4は過去のシングル曲のリミックス。全4曲、どれも夏を意識した仕上がり。





05年2月16日には14枚目のシングルを発売。
★★★★★☆☆☆☆☆5

PVには萩原聖人と鈴木えみ、そしてケツメイシ メンバーが出演。ドラマ仕立てとなっている。
約四ヶ月後発売のアルバムにも収録となったこの曲は最大のヒットとなったポップソング。
全3曲。最後にはセカンドシングルのアコギバージョンを収録。