本名、James Chambers。ジャマイカ北部のソマートンにて、1948年4月1日生まれる。
ジャマイカ訛りではないストレートな発音と美しさ極まる歌声が特徴。
ジャマイカがイギリスから独立した年でもある1962年にデビュー。
1969年、TROJANから自身のアーティスト名を冠したアルバムをリリース。
★★★★★★★★★★10

レゲエというジャンルが確立する前から、こういう音楽活動を開始していた、所謂パイオニアの名作。
どの様な楽曲にも対応できる柔軟性や、天性の喉の強さなど、ジャンル横断型の資質を余すことなく全曲で発揮している。
不朽の名作『Many rivers to cross』収録。
レゲエだけにとどまらず、スカやR&Bなど様々なスタイルを取り入れたこのアルバムは、全ての要素を遜色なく融合させた、素晴らしい作品である。





1972年には自身が主演した『ハーダーゼイカム』のサウンドトラックをリリース。
★★★★★★★★★★10

世界にレゲエという音楽をもたらした名作で、コレを語らずしてレゲエは全く語れない。
編成的には名曲に次ぐ名曲の連続。個人的にも思い入れが深い、オールタイムベスト。





2003年には初期音源からのベスト盤をリリース。
★★★★★★★★☆☆8

ブルービートガールの愛称で呼ばれることもあった、1964年の大HIT『My Boy Lollipop』で有名なミリー・スモール。今年こどもの日に亡くなった彼女との共演作が見当たらないものの、
初期の45の名曲を大量に収録した二枚組のCDである。
ボブマーリーより遥か先にスカやロックステディの黄金期を、当事者として体感してきたジミー様の貴重な音源。