1990年2月7日、東京生まれ。千葉県で育つ。
典型的なヤンキーラッパーのスタイルを確立。
異様な存在感で他を圧倒するフリースタイルラップに定評がある。
2013年9月18日、自身主宰レーベルであるGarage Music Japanから1stアルバム『片割れ』をドロップ。
★★★★★★★★☆☆8

平成2年生まれの妖怪が吐く怒涛のフロウと、昔懐かしさを感じるトラックが相まって強烈な中毒性を産み出した。
どこか日本人の感情に直接的に訴えかけるような、古き良き時代への郷愁に駆られる盤の作りである。
客演無し。リリックもトラックも重い、ノスタルジックアルバム。
たかだか十曲入りながら繰り返し聴きたくなる。秀作認定。





2017年2月22日には2ndアルバム『左回りの時計』をドロップする。
★★★★★★★★☆☆8

前作から3年以上待たされたファン待望、千葉の暴走爆弾野郎のセカンド。
関係者も収録する際に戸惑ったと言われる、重苦しいM1から幕を開ける今作は、
ファーストで2曲を担当したトラックメイカーがメインプロデュース。
M4からの切なさ極まる展開が新しい。
M6や8の儚げな曲展開からザ・名曲と名高いM10へ。
個人的にはアルバム自体を二枚組にしてTokyo FreestyleでのVol.1〜6迄をCDの2枚目に収録してくれたら最幸なのだが・・・
叙情的な雰囲気をまとった、独特な出来栄えの逸品。今回も客演は一切無し。





平成31年2月20日には客演BESTとなる『助太刀』をリリース。
★★★★★★★☆☆☆7

狂犬と呼ぶに相応しい彼のフィーチャリングベスト。
福島のラッパー狐火の名曲カバーから口火を切る今作は、
漢とのタッグM2、『自作自演』と共にアナログ化されたM5、同世代三巴M15、
『フリースタイルダンジョン Monster's War 2017』のチャンピオンチーム(DOTAMA、輪入道、mu-ton)・・・400万ゲトった3本マイクが再度組んだM17など、有名曲が18発収録されている。
田中光らとの『混色』、Simon Japとの『俺らの戦場』、
Raizen『アソバセテヨマダ』&『祭りのあと』等が収録されていない点が残念だが。佳作。