ここ数年、朝起きて
「よく寝た。気持ちいい」
と思えた日が、どれくらいあっただろう。
寝ても疲れていた。
起きた瞬間から不安だった。
今日をどう乗り切るかで精一杯だった。
そんな朝が、長く続いていた気がします。
でも最近、少しずつ変わってきました。
今朝は、起きた時に
「ああ、よく寝たな」
という満足感がありました。
それだけのことなのに、
私にとってはとても大きい。
今日のこはるは、
いつものようなキスの嵐ではなく、
朝からとにかく遊びモード。
走って、遊んで、こちらを見て、
「まだ遊ぶよね?」という顔をしていました。
もうすぐ1歳。
猫の1歳は、人間でいうと15歳くらいだそうです。
子猫のような甘えん坊の部分と、
少しずつ自分の世界を持ち始める少年のような部分。
毎日同じではないところも、
とてもこはるらしい。
キスをたくさんしてくる日もあれば、
ただ遊びたい日もある。
でも、そこにいてくれる。
それだけで、家の空気が変わります。
これだけ聞くと、
ただの普通の朝かもしれません。
でも、
人生が一度大きく壊れた後の私にとって、
「普通の朝を普通に始められること」は、
決して当たり前ではありません。
回復って、ある日突然起きるものではないのだと思います。
朝起きたら、急に強くなっているわけではない。
過去の痛みが、一晩で消えるわけでもない。
失ったものを、急に受け入れられるわけでもない。
でも、
少し眠れる日が増える。
朝の空気を少し気持ちいいと思える。
猫と遊んで笑える。
文章を書ける。
仕事に行く準備ができる。
今日を始めようと思える。
そういう小さな変化が、
あとから振り返ると、
ちゃんと回復だったと分かるのかもしれません。
私はまだ完全に元気になったわけではありません。
それでも最近、
「よく寝たな」
と思える朝が少しずつ増えてきた。
それは、身体が少しずつ
「もう大丈夫かもしれない」
と感じ始めているサインなのかもしれません。
回復は、奇跡みたいな出来事ではなく、
小さな安心が戻ってくること。
今日の私には、こはるがいて、
それだけで、少し前の私より、
ちゃんと前に進んでいる。
ある日突然、
全部が良くなるわけではない。
そして今日は、友達が
「うちのワンコが人間だったら」
という画像を見せてくれたので、
私もこはるでやってみました。
こはるが人間だったら。
結果、まさかのイケメン。
目の色一緒
この見つめ方も
あのまっすぐ見つめる目。
少し不思議で、甘えん坊で、
でもどこか自分の世界を持っている感じ。
こはるは猫だけど、
今の私にとっては、
ただのペットではありません。
朝を始める理由。
家に帰る理由。
少しずつ安心を取り戻す理由。




































