2020年は、コロナで最初バタバタでしたが
慣れるにつれ、なにか倦怠感。

なにもしなくていい、
誰にも会いに行かなくていい、
コロナだから。

楽を求めたそのさきは

なんの波もない
凪の日々


自分 自分 自分
自分を浮き彫りにして
中の絶望を見に行った。

わたしはわたしに
大丈夫だよ
って言って、
笑ってほしかっただけみたい。

わたしの中味の隅々にくっついてる悲しみを
探しに行った。

ただ、悲しかったよね。
そう言って、
なみだと一緒に流せば良かったんだ。

なにも難しく考えることはない。

感情が沸いたのは
自然の波

それを、みつめて。
よしよし、痛かったねって
撫でてあげれば、
消えていく。

そしてわたしが生きている喜びに
目をむけよう

わたしはこんなに喜んでいるのに
それを止めてしまっていたんだね。

あのこと会えたこと。
冗談が面白かったこと。
瞬間の、輝き

浮かんでは消える泡のように
喜びもどんどん生まれては消え
それを貯めてはいられない。


だからこそ その一瞬を
感じて味わって、
現す、喜ぶ、楽しむんだ


人生はながくて
感じることをやめてしまえば
無表情になってしまう

その皺寄せは
当たり前が失われたときにくる。

自分のなかにもう絶望もないよ。
話せる喜び、
会える喜び。

わたしがいま在る喜び

空っぽのわたしに
喜びなさい。感じなさい。
って
いまは伝えたい。




空っぽのわたしをただ信じてねおねがい


lily