人はパンのみによって生きるにあらず | それでも地球はまわってる

それでも地球はまわってる

2010年1月に人生初めての手術を受けました。
卵巣がんⅡа期でした。
術後治療のため2010年5月まで6クールの化学療法を受け、同年6月から晴れて経過観察に。


ただいま新たなライフスタイルを手に入れるために、絶賛アイドリング中です。

電話が鳴らないわー。


先日の火曜日に一件受けた面接は不採用の連絡があったけど、水曜日に受けた面接の結果は合格なら数日中に電話するということだったのですが。

いえいえいえ、まあ、ご縁がなかったということで致し方ございません。

・・・あだだだだ(笑

双方コールセンターに近いオフィスワークでしたが、おもっきりオフィスワークに向いてない!と烙印押されとる(笑


いいかげん調理師免許を使えっての!ってことでしょうかね。

フード系の仕事は気合がいるんで若干躊躇っていた節があるんですが、これだけ元気だしなあ。

立ち仕事を懸念した部分もありますが、最近通った仕事はどれも立ち仕事。

じゃあもう気にしないでいっかー(笑


それでも地球はまわってる-120319_093029.jpg  サリンジャーは長編よりも短編のほうがすきです



催事の仕事は終わってしまいました。

しばらくぶりのフル販売。

楽しいお仕事でしたし、懐かしいことを思い出しました。


昔むかし、父が初めの病気で入院していた時ですから今から15年以上前ですが。

やはり病院と家を往復していた私は時間を上手く見つけられずに、今のような単発の販売などをして必要経費を稼いでいました。

その単発仕事のひとつで、地方の商店街の催事のお手伝いをしたことがあります。

個人経営のお店ばかりなので、催事に関わっているのは御隠居と呼ばれる跡取りに店を任せ時間のあるご老人ばかりでした。

その中のおひとりに、あんたには物を売る天賦の才がある、と言われたんです。

物を売る仕事は誰にでもできるものじゃないんだよ、と。

それを聞いたわたしは、そうか、わたしにはそんな才能があるのかとはりきって催事のお手伝いをしたものでした。

今思えば完璧に御愛想的リップサービスなのでしょうけど、お年寄りのいうことはいちいちもっともらしくて、なんとなく嬉しかったのを覚えています。

天職と手職は違うといいます。

自分が本当にやりたい仕事についておられる人はそう多くはないでしょう。

せめて向いている仕事を探そうと思います。


ちなみに「天職はお金にならない!」とその御隠居は言ってました。

なんかわかる気が・・・(笑