あなたのまわりの「コミュ障」な人たち(4)ADHD的特性 新奇探索行動 | lilychien-fc2012

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あなたのまわりの「コミュ障」な人たち 姜昌勲 著から


あのスティーブ・ジョブズは、「支配」的コミュ障。

その特性を生かして(gifted)、世に優れた作品を残した。


本書からさらに、コミュ障的特性を生かして活躍している

ある女性が紹介されています。


誰もが知っている勝間和代氏。


積極果敢で新しいことにチャレンジングな氏の行動は、

「新奇探索行動」と呼ばれるADHD※に顕著な特性だそうです。


氏がコミュ障的特性に留まらず、それを個性として

生かしているのは、氏の合理的思考はテキパキとした

仕切りや発言に加えて、自分自身を客観視して

周辺に対する気配りやコミュニケーションを重要視

して強み、生き方としているからとも。


ADHD的な検証では

・報酬系
・実行機能系
・時間処理系

この3つの神経伝達回路が重要とされるようで、

氏の場合この3つが非常に上手くバランスがとれた

コラボをしているから優れた行動特性に

つながっていると本書では掲げています。


専門的な領域なので(^^;

本書や他の専門書、情報からの補完をおすすめします。


いずれにしても、

「コミュ障」について短絡的な考えや誤解を知り

また狭いくくり方をしないで、細分化されている

特性要因を知ることができる良書であると思いました。

※注意欠陥・多動性障害