ロンドンオリンピックも後半・・・
8月6日の広島の原爆記念日も
静かに?終わったようで
(一部反原発の動きに対して声が
あがったようですが・・・)
敗戦の日の15日まで7日。
私の世代が言うのもはばかられますが、
この日を忘れることはないにしても、
メディアにとりあげられる機会は
減ったような気がします。
北海道に住む自分にとって
日本が敗戦した・・・
ということを歴史認識できることといえば
北方領土のことでしょうか?
でも自分にとっては
日常差し迫った・・・
切羽詰った問題ではありません。
(失礼な言い方ですが)
沖縄の基地問題や、
オスプレイ配備といった
現実問題とは乖離しています。
生まれてこの方、
この『領土』を本気で
取り戻そうと本気で交渉しようとした
政治家はごくわずか・・・
というのが実感ですし、
大臣が双眼鏡で視察にくる
お決まりのパフォーマンスの
ロケーションという
認識が強く・・・
多分、歴史認識の
なすり合いだけでこのまま
終わっていくのでしょうか。
毎年この時期は
意識的に戦史ものを読んで
少しでも自分の歴史観を
しっかりしたものにしようと
努めています。
城山三郎氏の
『指揮官たちの特攻』
読んでいます。
最初の特攻に
祭り上げられた?
関行男大尉と
玉音放送後に
最後の特攻隊長になった
中津留達雄大尉
この若き二人の指揮官を
中心とした
ドキュメントです。
彼ら若き優秀な指揮官たちは
何を思い最後まで戦い、
何を我々に託そうとしたのか・・・
一読の価値ある本です。