院長先生が可能性として挙げてくれた
網膜萎縮症。
ずっと気になっていたので、
9月に入り検査をしたいとお伝えし、
病院を紹介していただきました

全国から治療に来られる
トライアングル動物眼科病院。
予約を取ってから
診察日まで2週間あっただろうか。



14:30分。
名前を呼ばれて診察室へ。
先生の丁寧な挨拶から始まり、
問診がありました。
音に敏感になったことや、
リリーの日常生活、健康状態(てんかん)
全て聞いて下さった上で、
診察に入ります。
昨年こちらで検査をしたお友達のルイたん。
先生はとても親切で質問したことは丁寧に
答えて下さるからね〜って、
教えてくれたルイたんママ。
本当にその通りでした

患者さんの話にじっくり
耳を傾けてくださるとても優しい
先生だったので落ち着いて説明を聞くことが
できました。
2時間半の検査が終わり、
診察室へ。
椅子に座るとデスクの横に
リリーの眼の写真が何枚かあって。
先生が話し出すまでの数秒の間に、
この写真は良いのか、悪いのか。
ドキドキしながら待ちました。
検査の結果ですが、
*眼圧、異常なし。
*角膜、水晶体、網膜に
明らかな異常は認められない。
*明暗の歩行、正常。
*網膜断層検査、正常。
濁りもなく光もきちんと
届いているそうです。
つまり、現段階ではどこも
異常は認められないという診断でした。
ひとつ、ひとつ先生が話されるたびに、
あー、よかったー、
あー、よかったー、
あー、よかったー。
と、バカみたいに答える私でしたが…

でもこれが私の本心。
この言葉しか出てこなかった。
そして先生の説明は続きます。
音を聞いて怖がり震えるというのは、
ただ怖いだけなのか、
それとも脳からきているのか。
そこは先生にもわからないそうです。
ですが、私の話しを聞いた感じだと
怖くて震えているだけのようにも
感じますねと言われました。
(確かに今でも家電の音を聞くと隠れますが
震えはなくなりました)
網膜萎縮症は7〜8歳頃から
発症することが多く、
もしかしたらその予備軍なのかもしれないと、
おっしゃっていました。
網膜症は徐々に視力が低下していき、
暗い場所を嫌がり、
躓いたり壁にぶつかったりするそうです。
目が見えずらくなった場合、
どの程度の明かりで暗いと感じるのですか?
と先生にお聞きしたら、
診察室の明かりを落としてくれました。
写真も撮っていないのでみなさんに
お伝えすることは出来ませんが、
私の目から見て、
全然明るいと思う診察室の明かり。
ですが見えずらくなっているワンちゃんは
この明かりでは歩いて来れないですよ〜と
おっしゃっていたので驚きました

8月から考えないようにしようとしていても、
やはり網膜萎縮症のことは
頭から離れたことは一度もありませんでした。
スッキリした気持ち。
ホッとした気持ち。
病院を出て数メートル歩いたら
安堵の涙がポロリ

何事もなかったかのように
尻尾を振りながら無邪気に歩くリーちゃん

いい子だね、がんばったね、
そう何度もことばをかけながら
駅へ向かいました。
目薬のあとかな?
目の周りの毛が濡れて赤くなってたね。
読んでくださっていたお友達、
ご心配をおかけしてしまいましたが、
もう〜大丈夫

ありがとうございました

そして「帰りは必ずスッキリした気持ちで帰って来れるからね。」と言って見送ってくれた
ルイたんママ〜

ずっと支えてくれてありがとう




みんな、みんな、
大好きなママのお顔が
ずっと見れますように


