子育てをしていると自分の幼少期を重なるからか、忘れていた過去の記憶が急に蘇ることが増えました
今日ふと思い出したのは、小中高の同級生Tちゃんのこと
Tちゃんは運動も勉強も得意な女の子で小学校では一番の親友でした
でも中学では新しい友達と遊ぶ方が楽しくて
それを引き止めようとするTちゃんをちょっと鬱陶しく感じるようになったころ
Tちゃんが生徒会に立候補することになりました
その応援係を私がやることになったのですが
Tちゃんへの気持ちが複雑だった私は、なんと応援係なのにTちゃんに投票せずに他の人に投票
黙っていればわからないと思ったのに、後日Tちゃんはお礼にハンカチをくれて
「応援ありがとう。でも私じゃなくて、他の人に入れたでしょう?」と静かに微笑んだのでした。。。
そのときの罪悪感。
あまりにも強かったからか、本当に10年近く思い出さずにいました。
相手は覚えていないかもしれないけれど、こんなにも後悔の気持ちは長く残るんだな。
高校では文系、理系でクラスが分かれてそこから疎遠になってしまいましたが
Tちゃんの現在、気になって調べてみたら
高級官僚としてバリバリ働いていました
器の大きい人は出世するんだなと思いました
いつかはるちゃんたちに母の失敗談として話してあげよう。人を傷つけたら一生後悔するんだよと