急性重症膵炎で入院して48日が経ちました。


悪化はしても良くなっている事はなくてそうは言っても日にちが経てば少しは良くなってくれるとどこかで思っていたので悲しくて…。


開腹手術を試みたが人工肛門造設できず。


呼吸状態が悪く肺もかなり小さくなってしまっているので気管切開


何も聞かされていなかった為目覚めたけれど声が出なくなっていた事にショックと不安がすごかっただろうな。


CTガイド下ドレーン挿入し内視鏡観察


下行結腸との交通部の穴は想定より大きい。


穴からWONに便が入ってきてしまうと感染増悪のリスクが高い


内視鏡的にでなく、腸の交通部より上流に人工肛門を作り感染を最小限にしたい、外科に相談し手術を試みるが炎症が強く人工肛門造設はできなかった。


混濁した腹水を認めた為腹腔ドレーンを留置


WONの方のルートから経肛門的イレウス菅を上行結腸まで風船を膨らませて便をそこから外へ出して下流に流れてこないようにする。


腸の動きで抜ける可能性もあり。

一般的にこの治療は1、2週間で抜くが息子の場合は長期的に入れなければならない為トラブル(大腸の壁が傷つく等)が起きる可能性を危惧している。


現在左側にチューブ4本、右側にドレーン挿入している。


静脈の出血等、出血しやすさがある。

スコープを入れ観察したが出血と壊死物質が混ざったものが見えるが奥までしっかり観察するには出血がおさまってからにしたい。


今は内視鏡はやめておいたほうがいい


右から入れるとさらに出血し、左から入れると大腸との交通の穴をさらに大きくしてしまう


胃からのルートも検討しているが呼吸状態が良くならないと難しい。


何も治療ができなくなった時、助からない。


長期間の治療で体への負担がさらに高くなっている処置を行えたとしても救命できる可能性がかなり厳しくなってきているのが現状。

術中に出血が起きてしまうとそれが致命的になる可能性も。

膿が固形でありドレーンから排出される量が多くない。

これがなくならないことには炎症がおちつかない。

現在のドレーンだけでは不十分。


できる事としてドレーンを太くする、さらに奥に進める、内視鏡的に掻き出すがあるが肝胆膵外科に相談、教授も含めて再検討したが厳しい。


治療をある程度のリスクを負って勧めないと助かる事は難しい。

しかし治療を進めてもその過程で救命できなくなる可能性もある。

今の状態だと栄養(経腸)も止めている状態であり、栄養を止めている中で改善は厳しい。


体重は25キロ減ったらしい。浮腫んでいるしお腹や足はパンパンで張り裂けそうなくらいなので見た目ではそんなにわからないけど。