軽井沢に向かう道中
長野県千曲市にある
【森将軍塚古墳】を
訪れました
・埴科古墳群にある長野県最大の
前方後円墳。(全長100m)
・4世紀中頃の築造。
・科野の首長の墳墓と伝わる。
(初代科野国造・武五百健命と
いう説もある。)
・竪穴式石室は東日本最大級の大きさ。
・盗掘されているが、三角縁神獣鏡片や
鉄鏃、翡翠の勾玉などが出土している。
巨大な古墳です
前方部から見る後円部
後円部
墳頂からの眺め
善光寺平を一望できます
科野の古墳と遺跡
後円部から見る前方部
森将軍塚古墳は有明山の
曲がった尾根上にあるため
後円部が楕円形になり中心軸が
20度ほど曲がっています
Wikipediaより
そのため後円部をなんとか
円形にちかづけようと葺石が
付け足されています
【 騎馬民族は来た 】
・3世紀-卑弥呼の時代は
魏志倭人伝に
「倭国には馬がいない。」
と記されている。
・4世紀-中国の書物に
倭国の記述が表れない
空白の1世紀は〝謎の4世紀〟
といわれる。
・5世紀-中国の書物に
「倭の五王」の記述が
登場する↓
『宋書』倭国伝 倭王武の上表文
「自昔祖禰、躬擐甲冑、跋涉山川、不遑寧處。
東征毛人五十五國、西服衆夷六十六國、…」
この文から〝謎の4世紀〟の
様子を知ることが出来る。
4世紀は、
騎馬民族の時代
「御牧」(みまき)
牧を尊んでいう語。
古代ヤマト王権の直轄牧場。
信濃、甲斐、武蔵などに
あった。
「勅旨牧」(ちょくしまき)
奈良時代の朝廷の直轄牧場。
「延喜式」によれば、勅旨牧は
信濃(16ヶ所)、甲斐(3ヶ所)、
上野(9ヶ所)。武蔵(4ヶ所)に
設置されていた。
山上にある森将軍塚古墳
森将軍塚古墳は高さ130〜
140mの有明山尾根上にあり
車道を徒歩で登ると20分
かかるそうですが
ふもとの森将軍塚古墳館から
専用のバスが出ています 🚌
私達は、このバスの存在を知らず
獣道のようなトレッキングコースに
迷い込みエライ目に遭いました
(もちろん途中で引き返しました)
おかげで時間をロスして
古墳館を見学する時間が
無くなりました
いつかリベンジしたいです