それぞれの道 | lilyのブログ

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ご訪問、どうもありがとうございます。
私は、神様の与えて下さった方である韓国人の主人と
国際結婚しました。
韓国にお嫁に来て、日々の暮らしの中で感じたことを
気ままに書いています。
いつの間にかハングッアジュンマ歴20年です~!

私達の今住んでいる家は、ジョンセ+ウォルセという形態の

借家です。

契約期間は2年で、ジョンセというのはいわゆる貸切状態

を指す言葉で、最初にまとまったお金を払います。

このお金は、引っ越す時にはそのまま返してもらえます。

そして最近は、プラス毎月の家賃を払う場合が多いです。

これがウォルセです。


それで私は、大家さんに家賃を振り込みする為に、月1回

大家さんの取引銀行の水協(水産協同組合)に行きます。


最寄のチャンピョン支店に行くと、私の最初の日本語の教

え子、ジンちゃんがいます。

2002年秋、高1の時に出会った彼女も、大学を卒業して、

いつしか社会人になっていました。

私は去年、水協に行った時に偶然再会しました。

その時は、本当に嬉しかったです。


その後は、銀行に行く度に会えるので、ジンちゃんに余裕

があれば少し話をしたりします。

よく銀行の景品もくれます(笑) 。

ありがたいですね。


今日また水協に行って、何気なく彼女の名刺を見て、私は

少し驚きました。

就職してまだ2年程だと思うのですが、主任という肩書きが

ついていたからです。

確かにチャンピョン支店は小さなお店ですが、彼女ががん

ばっている事が伝わってきました。

私はなんだか嬉しくなりました。


実は、彼女は商業高校出身です。

それで地元では、正直言うと、勉強が嫌いな子達が行く学

校みたいな認識なのです。

でも、やはりそんな事で、子供を短絡的に判断してしまうの

は良くないことだと思います。


彼女は、高校時代の友達二人と今でも連絡を取り合ってい

て、ごくたまに会ったりもするそうです。

まいこちゃんは、今ソウルでコンピューターグラフィック関係

の会社に勤めていて、オーちゃんはキョンジュで大学(日本

語科)に通っているそうです。

出会った当時は、新米先生だった私を困らせたりもしたけど、

三人とも、みんな私の可愛い教え子達です(笑)。


考えてみれば、出会ってからもう6年半もの月日が流れたん

ですね。

その間に、彼女達はすっかり成長して、それぞれの道をしっ

かり歩いています。

私はそんな彼女達を見ながら、あらためて時の流れを感じて

います。

そして私の6年間はどうだったのかなと、ふと思いました。

私はちゃんと前進しているのだろうか、もしかして後退しては

いないのだろうかと(汗)。

いつもがむしゃらに進んできたけど、たまには自分自身を振

り返って見ることも必要だなと思いました。   アップ