週末に、小栗旬さん舞台のジョン王を見に行った。
小栗旬さんは、とてもかっこよかったが
舞台自体は、、ビミョー😅
ついでに、両親が結婚後に住んだ場所が近く、歩いて行ってみた。
母の年金手帳に、母の住んだ住所が全て記載されており
結婚後の1年半、暮らした町だ。
3つ上の姉は、そこで生まれた。
私が生まれる前の半世紀以上も前のこと。
ただ、折に触れ、その住まいの話は母からよく聞いたものだ。
当時、妊娠していて具合が悪い中、不動産屋さんを一人でまわって
やっと見つけたアパートだったが
駅から遠く、父からよく文句を言われてたとか😅
あぁ、いかにも想像がつく。
当時は父もまだ二十代、母は22歳か。二人ともまだまだ子供だったと言える。
ジメジメした場所で、ゲジゲジがしょっちゅう出るため
チラシを小さく切って積み重ね、ゲジゲジを取っていたとか😱
年金手帳に書かれていた、かの住所に行ってみると
付近は新興住宅地になっており、戸建てが建っていた。
確かに駅から1kmちょっとかな、毎日歩くには遠い距離だし、
アップダウン後の少し低地だったので
当時の両親の会話や、ゲジゲジエピソードを裏付ける?ようで
思いを馳せた。
帰りは駅までショートカットになる商店街の道を歩いた。
昔からありそうな小道。
お父さん、ここ歩いて通ったのかねーと、旦那さんが言う。
こんな風に足を伸ばして、行ってみたいという私に
いいよー!と即答で付き合ってくれて、こんなことを言ってくれる私の旦那さんは
いつも思いやりがあるなぁと思う☺️
当時は、高度成長期全盛期。毎日歩いて満員電車に乗って、通勤したのだろう。
喧嘩しつつも、それでも、父と母は、希望に満ちた日々だったのではないか。
両親のいなかった父にとって、初めて家庭を持ったわけだし、
父が大酒飲みで貧乏だった母にとって、
家柄血筋の良い(笑)ハンサムで大企業に勤める父と結婚し夢を叶えたわけだ。
商店街の一角に、お寺があり、なんかふと寄ってみた。
もしかすると、父と母は、ここでお参りしたんじゃないかと思って。
帰宅して調べてみると、このお寺は梅や枝垂桜が綺麗で
この界隈では、ちょっとしたお花見スポットらしい🌸
建立は明治。
ということは、父と母が暮らした半世紀前も存在していたわけだ。
絶対ここにお参り、お花見してたと思うな〜
当時、姉を身ごもり、安産祈願を二人でしたんじゃないかなぁ。
父と母の写真にそう話しかけた。