「水やりはいつも深夜だけど」 窪美澄

 

セレブママとしてブログを更新しながら周囲の評価に怯える主婦。仕事で子育てになかなか参加できず、妻や義理の両親から責められる夫。出産を経て変貌した妻にさびしさを覚え、若い女に傾いてしまう男。父の再婚により突然やってきた義母を受け入れきれない女子高生…。思い通りにならない毎日。募る不満。言葉にできない本音。それでも前を向いて懸命に生きようとする人たちの姿を鮮烈に描いた、胸につき刺さる6つの物語。

 

 

"家族"の再生と希望を描いた6つの物語、ということで6編全てが親子、夫婦、家族の物語です。

 

女性向けの短編集でした。

少し読むかたを選ぶ小説と言えそうです。

同じような環境・境遇にいるかたはすごく共感できると思います。

私は、なるほど・・・と思いながら客観的に読んでいたタイプでした。

お子さんのいるかたは読んでみてもいいかも。 窪さんの女性らしい一冊。