「屍人荘の殺人」今村 昌弘

 

『このミステリーがすごい!2018年版』第1位
『週刊文春』ミステリーベスト第1位
『2018本格ミステリ・ベスト10』第1位

 

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。
合宿一日目の夜、映研のメンバーたちは肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明け――。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……!! 
究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!

 

 

わかりやすい典型的な推理小説なんですけど、普通と違うのがゾンビが主人公たちのいるペンションを襲ってきて、その中でそれとは別に連続殺人が起きる、というもの。

 

普段、滅多に推理小説を読まない私ですが、冒頭のたくさんの登場人物が出てくる場面や途中の流れなんかは、退屈してしまうというか、読んでいて苦痛になってきまして、しんどくなってしまいました。

 

それと、ゾンビって・・・・・とドン引きしてしまったのは私だけでしょうか( ̄▽ ̄;)

推理小説でゾンビが出てきて・・・って私的には無しでした 汗

しかも、それに関してはあっさりとしたもので、深く掘り下げられていません。

 

ラストの謎解きなんかはよく出来ていると思います。

デビュー作にしては良い。 ただし、若い作家さんのようで、ラノベっぽい雰囲気が出ています。

好き嫌いは分かれます。

自分にはちょっと合わなかったみたいです。