「ダイナー」平山夢明

 

 

(第28回日本冒険小説協会大賞 第13回大藪春彦賞受賞作)

 

ひょんなことから、プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでウェイトレスをする羽目になったオオバカナコ。
そこを訪れる客は、みな心に深いトラウマを抱えていた。一筋縄ではいかない凶悪な客ばかりを相手に、
カナコは生き延びることができるのか? 次々と現れる奇妙な殺し屋たち、命がけの恋──。
人の「狂気」「恐怖」を描いて当代随一の平山夢明が放つ、長編ノワール小説。

 

 

今回も平山さんの作品、気に入りました!

以前読んだのに比べると、鬼畜さはマシな気がします(別に鬼畜さが嫌いなわけではないです)

 

とにかく、その設定と人物像がクッキリとしていて、読みやすくてサクサクぐいぐい読めます。

漫画チックな部分もあるな、と思っていたら実際に漫画化されていました。

終わりかたも後味が悪くないので、読後感も嫌な感じはありません。

おすすめです。